霧の中の赤岳頂上 2016年3月28日()

赤岳鉱泉・朝食…(45)…行者小屋…(50)…中岳分岐…(20)…赤岳(2899)(20)…赤岳展望荘…(10)…地蔵仏…(50)…行者小屋…(20)…中山展望台…(30)…赤岳鉱泉・炊事・夕食・消灯



今日は午後から天候が悪くなると予測しました。



行者小屋から赤岳、阿弥陀岳を眺めると、早くも山頂に霧がかかり始めました。



天候を見ながら、文三郎尾根を登りました。



中岳分岐に着くと、天候が崩れる前に赤岳頂上、地蔵尾根を経て、行者小屋に戻れると判断しました。




顧問の高橋先生が、中岳分岐の手前から地蔵尾根の森林帯までの間を、部員たちをザイルでつないで引率しました。



予想通り、赤岳頂上では霧に包まれ、視界が開けませんでした。少し休んでから地蔵仏へ下りました。



地蔵尾根の上部は、急な下りの痩せた尾根でした。緊張し、慎重な足取りでゆっくり下りました。



行者小屋に着くとホッとしました。雲が切れてきたので、中山展望台から赤岳、阿弥陀岳、横岳を眺めました。午前11時過ぎには、赤岳鉱泉に戻りました。



今日の雪道は、歩きやすく、トレースもしっかりついていたので、予定より早く行動できました。テントの中でシュラフを広げて干し、部員たちと赤岳鉱泉の山荘でホッと一息ついていると、結構な勢いで雪が降り始めました。



午前中に戻って来て良かったです。部員たちは、相当疲れた様子で、テントの中で夕食を食べた後、深い眠りにつきました。