青い森鉄道・東北本線を乗り継いて東京へ 2016年1月7日(木)
―(夜行急行はまなす)―青森駅―(青い森鉄道)―八戸駅―(東北新幹線)―北上駅―(東北本線)―一ノ関駅―(東北本線)―小牛田駅―(東北本線)―仙台駅―(東北本線)―福島駅―(東北本線)―郡山駅―(東北本線)―黒磯駅―(東北本線)―赤羽駅・解散
夜中の3時、「函館に着いた。」と部員たちが飛び起きました。スイッチバックの函館駅で、「はまなす」を牽引する機関車がディーゼル機関車から電気機関車に交代です。皆で、写真機を持って函館駅のホームに繰り出しました。
結構な吹雪で、ホームは雪でいっぱい、自動販売機にも雪が沢山付いていました。
一頻り写真を撮ったら目が覚めたので、「はまなす」に連結されている車両にあるミニラウンジで少し過ごしました。函館駅を発車し、青函トンネルに入る頃には、部員たち全員が、再びぐったりと寝入りました。
青森駅での乗り換え時間は6分。皆急いで荷物をまとめ、青い森鉄道快速電車に乗りました。朝、6時だというのに、通勤客で混んでいました。
青森から浅虫温泉にかけて、雪が舞い、電車は雪を舞い上げ疾走しました。八戸に着く頃には、すっかり夜が明け、めっきり雪が減りました。殆どの通勤客が、八戸へ向かっていたようです。
私たちは、八戸から北上まで東北新幹線に乗りました。八戸駅のみどりの窓口の方が、10人で乗るなら「W切符5セットがお得ですよ。」と案内して下さりました。さすがに新幹線は速く、あっと言う間に北上駅へ到着しました。ずいぶんと距離を稼ぎました。
北上駅から、普通電車、快速電車を乗り継いで、赤羽駅を目指しました。1時間乗っては乗換えを繰り返しました。
仙台を過ぎた辺りで、鉛色の雲から抜け出し、青空が広がりました。青い森鉄道や東北本線の快速電車・普通電車は、駅の停車時間が短く、とっても速く、雲をかぶる蔵王の景色、一ノ関・仙台・福島・郡山と各駅での通勤・通学、そのほか様々な乗客の風景などを眺めているうちに黒磯に着き、日没となりました。
車中、部員たちは、今回の合宿のまとめをパソコンや携帯電話に打ち込んだり、冬休みの課題をやったりして過ごしました。
全ての電車が提示に連絡し、定通り赤羽駅に到着しました。「これも皆、苗穂工場の方々をはじめ、鉄道会社の皆さんが完璧な仕事をしてくれているお蔭だ。」と感じました。「明日、早速3学期の始業式だけど、遅刻・欠席はしない様に。」と約束をし、赤羽駅で解散しました。私たちが持っているJR北海道・東日本パスの有効期限は、1月10日まで。「今度の日曜日も、1日中JR電車に乗れる。」と部員たちの目がキラッと光ったのは、気のせい?
中1A リョー 青い森鉄道
概要 2010年12月4日の同新幹線八戸 - 新青森開業に伴い並行在来線としてJR東日本から経営分離されることとなった東北本線盛岡 - 青森間のうち、青森県内の部分を青い森鉄道線として運営する。なお、岩手県内の部分はIGRいわて銀河鉄道が運営する。車両について
車両は、すべてJR東日本の701系およびE721系と同等の仕様の新製車もしくはJR東日本からの譲受車である。イメージキャラクターについて
イメージキャラクターは緑の森の中で突然生まれた青色の木をイメージとしたデザインとなっており、キャラクターの名称を「モーリー」と命名した。
高1A組 リン 冬期合宿の感想
僕は今回の合宿で初めて北海道へ行きました。予報を見ていて既に最高気温が氷点下でした。しかし実際行ってみると想像していたよりかは寒く感じませんでした。(防寒対策のおかげですね)行きは夜間急行はまなすに乗り一晩かけて青森から函館へ行きました。鉄道研究部ではお馴染み鈍行で行くスタイルには慣れたので青森までは苦に感じませんでした(暇でしたが)。夜行列車にのるのはこれが初めてだったのでとても楽しめました。シートで寝るのがなかなか難しいものでした。また機会があれば乗りたいと思いました。(今度は寝台がいいですねぇ…)車両基地見学においては、見学した基地の人達がとても優しく接して下さいました。部員達とはよく話が合うようで…自分には無理な話ですね(笑)知識面の話は部員達に任せて自分は北海道を楽しまさせて頂きました。観光要素が毎回無いのは少々残念でしたがきっと基地が部員達の観光スポットなのでしょうね…価値観の違いとは怖いものです(笑)今度は個人的に行ってみようと思いました(笑)
高1B組 ダイキ 冬期合宿の感想
今回の合宿では、今までにないほどタイトでした。列車に乗っている時間が長いだけではなく駅での待ち時間では、寒さとの戦いもありました。北海道新幹線で廃止になくなる急行はまなすに乗ることを目的にしていました。なぜなら、この列車は、機関車が客車を牽引するもので今となっては、珍しいもので乗れていい機会でした。
3A組 ヨッシー 冬期合宿の感想
今回の合宿は、鉄研ではなかなか行けない北海道という場所と寝台急行はまなすということでかなり楽しみでした。その期待を上回る位様々なものが見られ、とても楽しく、また、ゴムタイヤ式地下鉄の車庫や、JR北海道の主要工事の苗穂工事見学など、普段の旅行では見られないものがありました。今回見学させていただいた鉄道会社の皆様に、この場を借りてお礼申し上げます。