山梨県 乾徳山・国師原 2015年11月22日
(日)
高尾駅−(中央本線)―塩山駅―(山梨交通バス)―乾徳登山口…(30分)…登山口…(25分)…銀晶水…(43分)…錦晶水…(5分)…国師原…(20分)…扇平…(30分)…カミナリ岩…(20分)…乾徳山(2016m)…(10分)…水ノタル…(50分)…国師原高原ヒュッテ…(5分)…錦晶水…(20分)…銀晶水…(10分)…登山口…(10分)…乾徳登山口―(山梨交通バス)―塩山駅―(中央本線)―高尾駅・解散
今回の月例山行は、岩場・クサリ場に慣れるために乾徳山へ行きました。乾徳山は、扇平から山頂までの稜線にクサリの付いた岩場があるので、ザックを背負い、登山靴で歩く訓練をしに行きました。一大事に備えて、ザイルとハーネスも持っていきました。
最初、22日に国師原にテントを張り、23日に乾徳山頂上の登る予定でした。天気予報で、23日は冷たい冬の雨と予報されたので、予定を変更して23日に日帰りで登りました。
早朝高尾駅に集合し、塩山駅8時44分発のバスで、乾徳登山口へ行きました。急遽、予定を変更し寝不足気味でしたが、皆元気に国師原まで登りました。乾徳登山口の停留所から登山道の入り口までに、沢山の自動車が駐車されていたので、「今日は、乾徳山が混雑しているな。」と思いました。途中、銀晶水や金晶水では、冷たく美味しい水が結構な勢いで湧いていました。
銀晶水、金晶水で一休みしてから、国師原に出ると、国師原がずいぶんと整備されテントを15張りくらい設営できるキャンプ指定地になっていました。国師原から乾徳山の頂上が良く見えました。
扇平に一気に登りました。扇平は、稜線上の原っぱで、晴天の日だと、富士山が良く見えるのですが、今日は雲に囲まれて見えませんでした。いよいよ扇平から乾徳頂上まで岩場が続きます。
私たちは、行動食を食べ、呼吸を整えてから、乾徳頂上を目指しました。うまい具合に、岩道に入る前に、下山する大勢のグループをすれ違いました。
扇平から森林帯に入ると岩道が続きました。途中、クサリや木梯子が設置されていました。カミナリ岩という所では、高度感のある階段状の岩を、クサリを伝って登りました。
頂上直下には、クサリを伝って登る20m位の岩場がありました。岩には、斜め、横に大きくひびが入っていて、そのひびに手足を掛けて登りました。部員たちは落ち着いて、スッと登りました。
乾徳山頂上は、15人くらいの登山客で賑わっていました。私たちは、頂上の祠の前で記念写真を撮り、一休みしてから、水ノタルから巻き道で下りました。岩場で登りの登山グループとすれ違うのを避けました。
巻き道を下って行くと、国師原高原ヒュッテに着きました。私たちが乾徳山に登る時、いつも利用している小屋です。いつの間にか建て替えられ、綺麗な床に張り替えられ、綺麗なトイレが付いていました。高原ヒュッテで一休みしてから、14時20分に乾徳登山口のバス停を目指して出発しました。
予定のバスは、乾徳登山口停留所16時8分発です。2時間あれば、停留所まで行けると思いました。部員隊は、一気に速足で下り、山道を出てからの林道では停留所まで走りました。お蔭で15時8分御バスに間に合いました。
中学1・2年生部員は、さすがに疲れたらしく、電車の中でぐったり寝ていました。3年生部員はぴんぴんしていって、もう一回乾徳山に登れそうでした。
時間の登山は、冬休みの雪上訓練。
中3B オツピー
今回の山行は2日で行く予定の山を雨のため日帰りで行くことになりました。なのでその分とても大変でした。途中までは比較的比較的ゆっくりとした道で、らくだったのですが、最後らへんになると、岩や鎖場が多くなりキツイコースでした。また、道も濡れていてとても滑りました。頂上では、残念ながら霧ががっていて、景色は見ることは出来ませんでした。帰りは、行きとは違う水のタルがある方へ行って帰りました。最後、バスの時間が間に合うのか分からなかったので走りました。荷物を持ったままだったので翌日筋肉痛がすごいことになりました。今回の山は夏合宿に向けての山だったので足腰にくる山でした。まだまだ体力をつけて夏合宿の劔岳にむけて頑張りたいと思います。