扇沢から柏原新道を登って種池山荘へ 2015年8月6日()

木崎湖キャンプ場…(25)…信濃木崎駅―(大糸線)―信濃大町駅―(北アルプス交通バス)―扇沢駅…(240)…種池山荘・テント設営・炊事・消灯



バンガローの中、ぐっすり眠れました。朝4時、部員たちは元気に起きました。信濃大町駅より北アルプス交通バスに乗り、扇沢駅へ行きました。立山黒部アルペンルートのトロリーバスの出発駅です。



この駅から、今バスで乗って来た大町アルペンラインを10分ほど下ると、扇沢橋というトラス橋を渡り、爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳への登山口です。登山口には、登山相談所が設けられていました。私たちが登山届けとして夏期合宿のしおりを提出すると、「ここ10日間程は、午後に雷雨となっているので、十分気を付けて下さい。」と注意されました。部員たちは、昨日の雷雨を思い「午前中に、種池山荘へ行こう。」と誓い合いました。



私たちは、種池山荘を目指し、柏原新道を登りました。柏原新道は、種池山荘や冷池山荘のオーナー、柏原正泰氏が昭和30年代後半に自らの手で開いた登山道だそうです。柏原新道の開通により、安全かつ短時間での爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳登頂が出来る様になりました。今でも種池山荘の方々登山道を整備して下さっています。



全体的に緩やかな登りが多く、部員たちも元気に登れました。が、種池山荘直前の枕木の段々で中1・2部員が少しバテました。



柏原新道のお陰で、午前中に種池山荘のキャンプ指定地にテントを設営できました。午後、雲がかかり、見晴らしがなくなりましたが、雨に降られずにすみました。いよいよ、明日、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳登頂へ挑戦です。