叡山電鉄 修学院車両基地  2015年7月30日()

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午後、叡山電鉄の修学院車両基地を取材しました。




叡山電鉄を尋ねると、叡山電鉄の方が、検車庫にある722形もみじに冷房をつけて、資料を用意してくれていました。最初に、722形の中で、叡山電鉄の概要と修学院基地の役割について解説をして下さりました。





叡山電鉄各車両の月検査や列車検査を行っています。



連結器の仕組みやブレーキシューを見学しました。ブレーキシューは、車輪を痛めない様に鋳物で出来ています。1枚10kgほどの重さがあります。



電車の本数が多い場合、各電車に回生ブレーキを搭載して、ブレーキをかけた時に発電をして、架線に電気を供給します。ある程度、電車の本数が多くないと有効な方式ではありません。叡山電鉄の場合は、電気ブレーキを採用しています。



ただし、路線に勾配が50‰の急坂があるので、ブレーキシューの磨耗も激しい様です。




連結器のすぐ下には、風が通り抜けると音が出る笛が装着されています。鹿対策です。7月になってから既に鹿との接触事故が2件ありました。最初は効果があったのですが、段々と鹿が笛の音に慣れてきたようです。




最後に、貨物車として利用されている1001形の運転室を見学し、1001系の前で記念写真を撮りました。1001形は、非常に運転をするのが難しい電車だそうです。



叡山電鉄の方々が、詳しく解説して下さったお陰で、大変勉強になりました。学園祭では、良い展示が出来そうです。



修学院基地を見学した後、私たちは叡山電鉄に乗り、鞍馬駅へ行きました。



源義経ゆかりの鞍馬寺の近くにある駅です。駅前には、叡山電鉄21形の前面と大きな天狗の面が展示されていました。



鞍馬駅は、「近畿の駅百選認定駅」で駅舎は木造で、その中には烏天狗の面や松明が展示されていました。



鞍馬駅で一休みしてから、宝ヶ池駅で叡山電鉄の写真を撮りました。



宝ヶ池は、叡山電鉄本線と鞍馬線の分岐駅で、ホームが4つあり、鉄道交通が盛んだった昭和30年頃の感じが漂っています。



ひとしきり叡山電鉄の電車を撮影してから、展望車の「きらら」に乗り出町柳駅に戻りました。



秋になると、叡山電鉄鞍馬線では、車窓からもみじの紅葉が綺麗に眺められるので、展望車を導入しました。真夏日の本日も大変混雑でした。外国人観光客が多い。



高1Bダイキ 叡山電鉄
 まず、叡山電鉄が叡電と呼ばれるようになったのは、現在の叡山本線が京都電燈の叡山電鉄部であったことが由来し、京福となりその後叡山本線・鞍馬線の総称として呼ばれています。車両は、すべて抵抗制御です。あと、すべて車体が鉄です。きららという観光向けの列車もあります。



高1Dテッサイ 叡山電鉄「きらら」
きららは平成910月に製造された列車です。型式はデオ900で、叡山電鉄の展望列車です。窓はほとんどがガラス張りで紅葉シーズンになるとその窓から美しい紅葉を見ることが出来ます。夏には緑に染まった紅葉に包まれながら走っていきます。きららは座席に座ると景色を全面的に見える内装です。きららは近畿車両の人と一緒にデザインを考え、車両メーカーと共にデザインを構成しました。叡山電鉄は発電ブレーキを使用していますがきららも同様に発電ブレーキを使用しています。



中3Bタクヤ 叡山電鉄の感想
今日は叡山電鉄を見に行きました。僕が驚いたのはラッピング車両の多さです。宝ヶ池できららを待っている時に電車を見ていました。すると様々なラッピング車両が来ました。沢山の車両が見られたので良かったです。