谷川岳 オキノ耳 トマノ耳 2015年3月28日()

避難小屋…(120)…肩ノ小屋…(10)…谷川岳トマノ耳(1963)(10)…谷川岳オキノ耳(1977)(10)…谷川岳トマノ耳…(6)…肩ノ小屋…(77)…避難小屋…(40)…天神尾根…(40)…天神平―(谷川岳ロープウェイ)―谷川岳ロープウェイ―(関越バス)―上毛高原駅―(上越新幹線)―大宮駅―(湘南新宿ライン)―新宿駅・解散



430分に起き、朝食のラーメンを作って食べました。630分に谷川岳の頂上を目指して出発しました。部員たちは、今回の春期合宿に向けて、215日に越後湯沢にある飯士山にて雪上訓練をしました。2月の飯士山登山では、尾根道が雪深く、ラッセル作業が大変でした。途中、雪にも降られました。




今回登った天神尾根から谷川岳の山頂を目指すコースは、多くの登山者による踏み跡、トレースがしっかり出来ていて、雪もギュッと絞まっていました。部員たちは飯士山登山の時よりも、シャキシャキと歩けました。



早朝強く風が吹いていましたが、肩の小屋に着く頃には風が治まり、穏やかな春の日和に恵まれました。大変良いコンディションの中、歩むことが出来ました。谷川岳の頂上、オキノ耳、トマノ耳は、マチガ沢側に雪庇が突き出していたので、頂上では雪庇側に寄らない様に気を付けました。




下りでは、肩の小屋の直下の斜面が急だったので、大事をとって顧問の高橋先生が部員たちをザイルでつなぎました。滑落することはなく、無事に緩斜面まで下りました。



肩の小屋から天神平を見下ろすと、多くの登山者が列をなして登って来るのが見えました。「早めに登っておいて良かったな。」と思いました。私たちが谷川岳の頂上に登った時には、私たちしかいなかったので、頂上でゆっくり景色を眺めたり写真を撮ったりできました。



避難小屋に戻る頃には、暖かな日差しと雪の照り返しで、ずいぶんと汗をかきました。テントを撤収し、雪洞を元に戻し、荷物を整理して、天神平へ下りました。




今回の春期合宿で、部員たちは雪上でのテントの設営とテント生活、アイゼンを履いての雪上歩行、雪庇を意識して尾根道を歩くことなど、多くを学びました。今回の合宿での経験を、今後に生かしてほしいものです。