岳沢 吊尾根 奥穂高岳 2014年8月1日()

岳沢キャンプ場…(130)…紀美子平…(70)…奥穂高岳(3190)(65)…紀美子平…(100)…岳沢キャンプ場・炊事・夕食・消灯



朝3時に起床し、朝食を食べ、5時10分に出発しました。朝は綺麗に晴れていました。



天気予報では、午前中晴天、
15時頃より昨日の様な雷雨の恐れありとなっていたので、12時までにキャンプ場に戻ることを目標に行動しました。




7時10分頃に紀美子平に到着しました。吊尾根と奥穂高岳が綺麗に見えました。「あと、1時間で奥穂高岳の山頂に行こう。」と決め、吊尾根を登りました。



険しい岩場もありましたが、みんな慎重に歩き続けました。右手に涸沢カールが見下ろせる稜線に立つと、奥穂高岳の山頂と、山頂に建つ人々が間近に迫ってきました。




みんな力を絞って、パーッと頂上まで登り、奥穂高山頂の祠の前で記念写真を撮りました。





よく晴れていて、白馬岳、槍ヶ岳、北穂高岳、前穂高岳、西穂高岳、焼岳、上高地が良く見渡せました。




30分ほど休憩してから、紀美子平へ向けて吊尾根を下りました。



吊尾根の岩場は、下りの方が怖く感じ、結構時間がかかりました。安全策としてヘルメットをつけて歩きました。



紀美子平で、前穂高岳へ登るか迷いました。紀美子平と前穂高岳の頂上の往復には50分は、かかると考えました。この時、10時10分。前穂高岳の山頂に寄った、目標の12時までには、岳沢キャンプ場へ帰れないと判断し、今回はまっすぐ下りました。



雷鳥広場までの岩場の下りには、結構神経を使いました。登る時はスイスイと登ったのに、下りは足場の確認により時間がかかりました。



岳沢ヒュッテが眼下に見えるのになかなかキャンプ場に着きませんでした。梯子を下り坂道の傾斜が緩やかになると、私たちのテントに着けました。



さっそくテントから私物を出し、テントをひっくり返し、テントや寝袋を干しました。一休みしてから、外でシチューとご飯を作り食べました。



ご飯を食べ終わった頃に、雲行きが暗くなり、雨が降り出しました。テントの中に入り、ゆっくり休みました。多少の雷が鳴りましたが、昨日ほどの激しい雷雨にはならず、あまりテントも濡らさないで済みました。