西武・電車フェスタ2014 in 武蔵丘車両検修場 2014年6月8日(日)
渋谷駅―(東京メトロ副都心線・西武池袋線直通電車)―武蔵丘車両検修場・見学―(西武池袋線)―飯能駅―(西武池袋線)―小手指駅・撮影―(西武池袋線)―所沢駅・撮影―(西武池袋線・東京メトロ副都心線)―渋谷駅・解散

本日、鉄道研究部は、西武鉄道武蔵丘車両検修場で開催された西武・電車フェスタ2014を見学しました。

渋谷駅に集合し、東急東横線・東京メトロ副都心線・西武池袋線を乗り入れる直通臨時電車で、直接武蔵丘車両検修所へ行きました。

西武池袋線の主力車両、有楽町線・副都心線乗り入れ用車両6000系電車です。

6000系車両の床下に設置されているコンプレッサーです。ブレーキやドアの開閉のための圧縮空気を作ります。

電車移動機です。検修所内で電源の入っていない車両を移動させます。

ジャッキアップ機器を利用した台車入れ実演が行われました。

トラバーサー体験。電車を隣のピットへ移動させる装置に乗り、移動を体験しました。


モーター展示コーナーでは、電動発電機・本体、MBUスクロールコンプレッサーなどを見学しました。

小歯車組込み作業の展示コーナーです。小歯車は、モーターの回転力を車輪に伝える伝達装置です。歯車装置は、ジャッキアップ機器を利用した台車入れ大歯車と小歯車で構成されていて。2つの歯車を歯車箱でおおい、油を入れて、回転がスムーズに車輪に伝わるようにしています。

鉄道模型運転・展示コーナーでは、西武鉄道各車両が走っていました。

メインステージでは、立川真司さんの電車ものまねライブが行われました。

NRA10000系車両の屋根上機器を見学しました。

冷房機は、車両の屋根上に送風機と室外機が設置されています。冷房装置からの冷風は、天井の吹き出し口より車内に送られます。能力は、家庭用のクーラーの約15倍です。

直流避雷器です。

シングルアーム式のパンタグラフです。架線には、直流1500Vの電流が流れていて、接触部分は強力なバネの力により架線に押し当てられています。下降はエアーの力で下します。

パンタ断路器です。パンタグラフが故障した時に、手動で開放の取り扱いができる刃型状のカットアウトスイッチです。

西武鉄道の保線車両、マルチプルタイタンバーです。タンピング(砂利のつき固め)、レベリング(線路の高さの調整)、ライニング(線路の曲がりの修正)を一度に行う大型機械で、1時間に300〜500mの保線作業が可能です。

車輪を収納する立体格納庫です。手前の青い輪軸昇降装置制御盤で操作をし、車輪を収納します。

回転試験機です。回転試験及びケース内洗浄をします。ギアケース何の洗浄と回転試験を行う装置です。回転試験機で、洗浄用の油が給油され、ケース内を2度洗浄します。

私たちは、パンタグラフやクーラー室外機などの電車屋根上機器、鉄道模型や川越鉄道開業120周年記念の展示などを見学しました。部員たちは、物販コーナーで電車グッズを沢山買いました。


武蔵丘検修場を見学した後、スマイルトレイン30000系に乗り飯能駅へ出て、小手指駅で特急電車を撮影しました。

その後、所沢駅へ行き、西武池袋線、新宿線各車両を撮影しました。


西武鉄道最後の3枚扉車3000系です。多くの鉄道ファンが撮影していました。

西武鉄道最後の黄色い電車9000系です。

西武鉄道で最初にLED電光表示板を搭載した20000系電車です。

NRA10000系特急用電車です。

一頻り所沢駅で、西武電車を撮影した後、元町・中華街行の快速急行電車に乗り帰りました。