山溪部 オープンキャンパス  2014年5月25日(日)



 本日は、日本学園中学校のオープンキャンパスが行われました。小学生たちが、日本学園の授業や部活動を体験する催しです。山溪部は、1号館玄関ホールの吹き抜けで、懸垂下降を行いました。昨日、中間試験最終日の午後、部員たちは、懸垂下降の練習をしました。1号館屋上にある空調室外機の台座に支点を構築し、玄関ホールの吹き抜けにザイルを張りました。部員たち全員がハーネスを履き、確保器を利用し、3階から1階のホールへ降り立ちました。



 オープンキャンパスの日、2名の小学生たちが山溪部の部活体験に来ました。最初に、顧問の高橋先生が懸垂下降を実演して、おおよその手順と動きを見てもらいました。次に、ハーネスを装着し、カラビナと確保器の使い方を説明しました。



 いよいよ、懸垂下降。最初は2階のテラスから懸垂下降をしました。次に、3階から吹き抜けを降りました。3階のテラスに立つと、玄関ホールから見上げるのとは印象が違いずいぶんと高い。小学生たちは、勇気を振り絞って、確保器にザイルを絡ませ、手すりをまたぎ、吹き抜けを降りました。



 小学生のハーネスには、安全環付カラビナを付け、いざという時に備え、確保ロープを繋げ、3階で確保ロープを操作しました。高橋先生が小学生をサポートしながら一緒に懸垂下降をしました。



 全員、3階から玄関ホールまで、2回ずつ懸垂下降をできました。その間、部員たちは小学生たちに、ヘルメット、カラビナや確保器の装着、ハーネスの確認、着地点の安全の確認など、小学生たちに様々なサポートをしました。最後、小学生たちが、確保ロープを使い、部員のオーツ君の救助活動、2階からホールまで吊り下げる体験もしました。



 無事に部活体験を終え、小学生たちに山溪部の活動報告集を配布しました。「また来て下さい。日本学園に入学したら、一緒に山に登ろう。」とお話をして、山溪部のオープンキャンパスが終わりました。今回のオープンキャンパスは、中学生部員のみで懸垂下降のサポートをしました。かなり緊張しました。無事に終わってホッとしました。