富士急行電鉄 フジサン特急 2014年1月26日(日)
高尾駅―(中央本線)―大月駅―(富士急行フジサン特急)―河口湖駅―(富士急行電鉄)―下吉田駅―(富士急行電鉄)―富士山駅―(富士急行電鉄)―大月駅―(中央本線)―高尾駅・解散
富士急行電鉄フジサン特急に使用されている展望車がまもなく廃車となると聞き、富士急行電鉄の撮影に行きました。
フジサン特急は、JRのパノラマエクスプレスの時の塗色で運行していました。私たちは、大月駅でフジサン特急を撮影し、フジサン特急に乗って河口湖駅へ行きました。
河口湖駅前にて、静態保存をされているモ1系を見学し、河口湖駅にある各車両を撮影しました。モ1系は、1929年に富士急行の前身である「富士山麓電気鉄道」が開業した時に新造された車両です。
モ1号からモ5号までの5両が、富士山に向かって走る日本有数の急勾配路線用として製作されました。電気ブレーキや砂まき装置を装備するなど、急勾配対策を万全に施した、当時の最新鋭車両でした。
この車両は、富士急行創立60周年事業にて、上田丸子電鉄(現・上田電鉄)に譲渡されていた車体を引き取り、整備、復元したものです。創立80周年事業で、河口湖駅ロータリーに展示されました。
次に、トーマス列車に乗って下吉田駅へ行き、駅構内に静態保存をされている寝台列車スハネフ1420を見学し、下吉田駅を行き交う、富士登山電車、京王電鉄5000系塗色の電車、フジサン特急などを撮影しました。
中2B ダイキ 「トーマス列車について」
トーマス列車は、富士急が、自社で注文しました。 この電車は、カーテンも車内もトーマスが多くあります。あと、ローレル賞を取っています。車内の自動販売機の中の商品もトーマスの絵が入った飲料水を販売されています。
高1B シバ 「フジサン特急」
富士急行では、2001年にJR東日本から165系電車を改造したジョイフルトレイン"パノラマエクスプレス・アルプス"を購入しました。形式は2000系で、フジサン特急として2002年から運用を開始しました。外観塗装は、2001編成は富士急行オリジナル塗装で、2002編成は"パノラマエクスプレス・アルプス"色となっている。車内は、入線時以来現在まで大きな変化はありませんが、クモロ2200形のトイレが閉鎖されました。"パノラマエクスプレス・アルプス"は3両編成×2本を連結した6両で使用されていましたが、富士急行線内は3両編成での運転で、展望車が大月側の編成と富士山側の編成に分かれたため、列車によっては必ずしも富士山側が展望車とは限りません。2002編成は2014年2月に引退予定で、それに合わせて、記念グッズなどが販売されています。なお、フジサン特急は、富士急行が小田急電鉄から購入した20000形"RSE"に置き換えられる予定になっている。
中2A コーチ 「スハネフ14-20について」
下吉田駅には元JRの寝台客車のスハネフ14が保存されています。14系客車は20系客車の置き換えのために製造れ「さくら」「みずほ」「あさかぜ」など九州方面の寝台特急として活躍しその後「北陸」や急行「能登」にもなりました。さらに、同一形式の車両が2009年3月まで「富士」として走っていました。下吉田駅にいる14系客車は車内にも入れます。寝台特急は利用者減少により全廃するそうなので残念です。現在は「あけぼの」「北斗星」「カシオペア」「トワイライトエクスプレス」が走っています。
中1B タクヤ 「5000系」
富士急行の5000系について説明をしたいと思います。富士急行の5000系は、京王線の5000系を利用しています。この電車は最近富士急行線に導入されたようです。車体の長さは18mです。扉は二枚扉ではなく一枚扉でした。車内を見たらスピーカーのところにKTRという文字がありましたKTRとは昔の京王線は京王帝都電鉄と呼ばれていました。なぜそのように呼ばれていたのかは分かりません…しかし京王線の5000系が富士急行線にいるとは思いませんでした。
富士登山電車
「富士登山電車」は富士山を楽しむための日本一ゆたかな登山電車として、工業デザイナーの水戸岡鋭治氏がデザインし、2009年8月8日に運行を開始した電車です。1000形電車を改装した観光用列車で、「青富士」車両と「赤富士」車両からなる2両編成です。2010年3月13日より、全車着席券車両の快速列車として運行されています。休日を除く木曜日と車両点検日は運休となり、同一時刻・停車駅で一般車両による快速列車(全車自由席)が運行されています。イメージキャラクターとして客室乗務員「谷村みすず」(デザイン:宙花こより)が設定されています。外観は開業時の車両「モ1号」の「さび朱色」で塗装されています。レトロモダン調の内装は木や布の自然素材をできる限り使用しました。ソファや展望席などのシートを配置、ライブラリーやカウンターなどのコーナーもあります。富士吉田市の特産品でもあるハガキサイズの甲斐絹をモチーフにした飾りを車内で展示しています。
富士山駅で一休みしてから大月駅へ戻りました。大月駅で、団体列車「華」を撮影してから帰りました。
団体専用ジョイフルトレインの「華」は、1997年に登場しました。当時、お座敷列車の需要が高く、首都圏だけでも客車の「なごやか」「江戸」、電車の「宴」の3編成がありました。その中で、「なごやか」は車両の老朽化が進んでいたので、「なごやか」の後継として「華」が製造されました。車内は「掘り炬燵」式のお座敷仕様とし、快適な列車の旅ができる様なっています。団体専用の車両ですが、観光シーズンにはJR東日本管内の臨時お座敷快速電車として運転されます。客室内はお座敷となっていますが、テーブル部分は掘りごたつとなっています。掘りごたつ部分の足先も畳敷きとなっていて、この低い部分の畳は上下可動式となっているので、客室内を完全にフラットな状態にすることもできます。テーブルは、6人掛けで1台となっていますが、3号車と5号車は6人テーブルと8人テーブルが設定されています。頭上に荷物棚がないので、空間は開放的な雰囲気となっています。手荷物は通路側にある収納ボックスを使います。収納ボックスには木製の蓋がついていて、ここにベンチ感覚で座ることもできるようになっています。カラオケ装置は各車独立操作ができるタイプとなっていて、全車両とも「JOYSOUND」の装置が採用されています。
今日は1月にしては暖かい陽気に恵まれ、部員たちは一日楽しく過ごしました。