ディスアポイントメントクリーバールートでレーニア山頂へ 2012年8月6日(月)東京 5日(日)シアトル
Camp Muir…Cathedral Gap…Ingraham Flat…Disappointment
Cleaver…East Crater…West Crater…Mt Rainier(4392m)…
West Crater…East
Crater…Disappointment Cleaver…Ingraham Flat…Cathedral Gap…Camp Muir
天気予報、キャンプミュアで感じる風の様子から、本日頂上にアタックしました。午前0時に起き、2時にキャンプミュアを出発しました。
私たちは、ディスアポイントメントクリーバー(DC)ルートと呼ばれるルートを登りました。3人1組でザイルを結び2つのチームを編成して登りました。クレパスなどでの滑落に備え、救助に必要な器具、スリングやカラビナもハーネスに付けて万全の体制で登りました。
コーリッツ氷河を横断し、小さな旗を頼りにディスアポイントメントクリーバーを登りました。ディスアポイントメントクレーバーを登りきると、大きな雪面がそびえていました。
雪面には、クレパスがたくさん口をあけていました。遥か上部までクレパスを避ける様に踏み跡がついていました。「これを登り切れば頂上だ。」と思い、雪面をひたすら登りました。
しかし、登り切ってみると、その先に更なる高い雪面が見えてきました。そんなことを3回繰り返したら、やっとクレーターに出ました。
レーニア山の頂上は、このクレーターを囲む一番高い所です。クレーターの中の平らな雪原を突っ切って、最も高くなっている所を目指しました。行き交う登山者達に「Congratulation!」と声をかけられました。
頂上に立つと、部員たちは大いに喜びました。頂上から、Mt.AdamsやMt.St.Helensなどが見渡せました。 レーニア山の氷河とともに凄く雄大な景色でした。
帰りは、同じルートを慎重に下りました。キャンプミュアに戻ってから、寝袋やザイルを干しました。ユウがスコップを使って雪のテーブルやイスを作りました。
皆で夕食を食べてから、テントでゆっくり寝ました。