富士山で吊り上げ救助訓練  2012年5月5日(土)

七合目・テント撤収…本八合目…吉田口頂上…七合目・救助訓練…六合目…吉田口馬返―(タクシー)―富士山駅―(富士急電鉄)―大月駅―(中央本線)―高尾駅・解散



富士山山行の2日目。天気予報によれば、風速20mの風が吹くものの、おおむね晴れということでした。夜中から雪まじりの強い風が吹き始めました。



起床時間の朝4時、強風でテントが凄く揺れました。テントが吹き飛ばされやしないかと心配になるほどでした。朝食を食べ、風に吹き飛ばされないように私物を整理しテントを撤収しました。



今回の山行の目的は、風の強い雪の積もった山での雪上訓練でした。本八合目までアイゼンを履いての登山をしました。本八合目まで行ってみると、風が弱まり始めました。部員たちも元気でした。



吉田口山頂を目指しました。3人ずつのザイルパーティを2組くみ、本八合目から見える吉田口山頂の鳥居を目指しました。



吉田口山頂の鳥居をくぐって景色を眺めると、雲がとけ、河口湖、富士吉田の町並み、山中湖、相模灘、三浦半島、東京湾までよく見渡せました。



一休みしてから七合目まで下りました。途中、シリセードで下ったので、登りに比べたらかなり早く七合目まで下れました。



七合目で、吊り上げ救助の訓練をしました。ザイル、カラビナとスリングを使って3分の1システムを構築し、被救助者を吊り上げる練習を何回もやりました。




救助訓練の後、荷物を撤収し、吉田口登山道を下り、馬返しから下山しました。今回の山行で、部員たちは雪山での行動にだいぶ慣れました。