三岐鉄道 北大社車両基地 2012年4月4日(水)

三交イン桑名駅前ホテル西桑名駅―(三岐鉄道北勢線)―東員駅北大社車両基地・取材東員駅―(三岐鉄道北勢線)―西桑名駅桑名駅―(関西本線快速)―名古屋駅―(東海道本線新快速)―豊橋駅―(東海道本線)―浜松駅―(東海道本線)―静岡駅―(東海道本線)―熱海駅―(東海道本線)―茅ヶ崎駅・藤沢駅・戸塚駅―(湘南新宿ライン)―渋谷駅・流れ解散



本日は、三岐鉄道北勢線の北大社車両区を取材しました。北勢線は、軌間762mmの特殊狭軌鉄道、ナローゲージの路線です。北大社車両区では、車外洗浄、列車検査や月検査が行われています。



私たちが取材に行った時も、1編成の月検査を行っているところでした。ジャッキアップにより台車を外し、車体を仮台車に乗せ、整備を行っていました。



雨漏りの修理のために、窓の付け替え工事も行われていました。早速、三岐鉄道と北大社車両区の資料をいただき、車両区の中を見学しました。



私たちは、検査ピットにある車両の床下機器や連接台車を見学し、それぞれの役割について学びました。



次に車内に入って運転室を見学したり、ATS論理装置の仕組みについて学びました。



北勢線は、2003年に近畿日本鉄道から三岐鉄道に譲渡されました。検査の方法については、近鉄、三岐鉄道双方の良い部分を合わせた形で対応しています。



最後に、北大社構内の線路の切換装置の仕組みについて学びました。部員たちもパンタグラフやポイント切換の操作を体験させていただきました。



取材の終わりに「この後、どちらへ?」と聞かれました。「今から、東海道本線を乗り継いで、東京へ帰ります。」と答えたら、結構ビックリされました。



取材の後、北勢線に乗って、桑名駅へ戻り、青春18切符を使って、快速電車や普通電車を乗り継いで東京へ帰りました。実際に東海道本線の電車が凄く速いので、東京への道のりはさほど長く感じませんでした。



今回の春期合宿で親切に応対して下さった方々のことを思い浮かべながら、車窓からの琵琶湖、天竜川や大井川、富士山などの景色を眺めながら電車に揺られました。



今回の春期合宿では、高1・2年の部員が良く機能しました。合宿の企画、電車の時間の確認、部員全員の引率、電車の乗り換えや荷物の整理のサポートまで、そつなくこなししました。この体験を次回の夏期合宿にも活かしましょう。