オープンキャンパス 1号館ホールの吹抜けで懸垂下降 2011年10月22日(土)
朝、玄関ホールに集合し、小学生たちが体験授業を受けている間に、昨日の手順を思い出しながら、慎重に支点を作り、ザイルを張りました。
いよいよ部活体験の時間です。6名の小学生たちを招きました。最初に、部員一同挨拶をし、懸垂下降の手順について説明をしました。そして1人ずつ、螺旋階段の2階に行き、小学生と一緒に手摺に立ちました。
小学生がはいたハーネスに安全環付カラビナを付け、小学生本人がエイト環とザイルを操作し、1階へ降りていきます。今回は、小学生のハーネスに、確保ロープを繋げ、3階で高1Bのユウがそのロープを操作し安全を確保します。そしてその確保ロープは、小学生と一緒に降りる顧問の高橋先生や高2Bのタツキチのハーネスにつなげておくという体制で対応しました。
タツキチと高橋先生が交互に小学生を2階へ連れて行き、前の小学生が懸垂下降をしている間に、次の小学生にザイル、カラビナ、エイト環の使い方を説明するという手順で行いました。みんな、順調に2階から1階へ降り立ちました。
小学生たちが、「今度は3階から降りてみたい」と言い出したので、次に3階の手摺から同じ手順で順々に降りました。
今回のオープンキャンパスでの部活体験で、全員無事に懸垂下降を体験できました。しかし、高橋先生の表情がイマイチうかない様子でした。部員たちの対応、動きにいつものキレが感じられなかったからです。どうやら、中間試験に向けての学習で、少々疲れていたようでした。
小学生たちを食堂に送り、後片付けをした後、「準備や片付けの時には、これから何が必要なのかを自分で考えて行動をすること。確保ロープの加減は、顧問からの指示ではなく、自分の目で小学生の動きを見て、それに合わせて対応すること。」などを言い聞かせ解散となりました。