東京地下鉄千代田線綾瀬工場               2011年8月26日(金)

日本学園…豪徳寺駅―(小田急電鉄)―代々木上原駅―(東京地下鉄千代田線)―北綾瀬駅…綾瀬車両工場・取材…北綾瀬駅―(東京地下鉄千代田線)―北千住駅・西日暮里駅・新御茶ノ水駅・表参道駅・流れ解散



 本日の活動は、東京地下鉄綾瀬工場を取材しました。



 綾瀬工場は、綾瀬車両基地の中にあります。綾瀬車両基地は、総面積141810uの敷地に、綾瀬工場、綾瀬検車区、車両基地があります。綾瀬工場は、東京地下鉄約2700両のうち千代田線、有楽町線、副都心線、南北線1047両と埼玉高速鉄道60両の保守を担当しています。



 運行8年を超えない期間ごとに実施される全般検査、運行4年または走行60万kmを超えない期間に実施される重要部検査、新車購入時や大規模な改造や修繕を行った時に実施する臨時検査が行われています。




 今日は、車体職場にて、副都心線7000系の台車と車体が離されれ、車体の各装置が取外されているところでした。



 私たちは、7000系の車体の中に入り、運転室、ドアエンジンやヒーターが取外された車内を見学しました。そして、天井走行クレーンによるクーラーの室外機の移動や床下に備え付けられたATCやATO装置を見学しました。



 次に、制動器職場、台車枠組立装置、電子装置検査や床下装置検査を見学しました。台車枠と車輪の切り離し作業を見学し、台車の仕組みについて学びました。







 交流モーターと駆動装置の付いている車輪を見学し、モーターの回転がどの様に車輪に伝わるのか、その構造について学びました。実際に、モーターと駆動装置の間に入るギアを持たせていただきました。あまりの重さに、部員たちは驚きました。






 主工場を見学した後、事務所に戻り東京地下鉄の概要と綾瀬工場の役割について解説を受けました。帰りに、沢山の資料をいただきました。今日はたいへん充実した取材になりました。10月の学園祭に向けて、一歩前進しました。