日本で2番目に高い山 北岳   2011年 8月2日(火)

肩の小屋キャンプ指定地…(50)…北岳(3193m)(40)…肩の小屋キャンプ指定地・テント撤収…(20)…小太郎尾根分岐…(10)…草スベリ分岐…(90)…白根御池小屋…(85)…分岐…(20)…広河原―(タクシー)―芦安駐車場・芦安温泉入浴―(貸切バス)−明大前駅・甲州街道…(10)…日本学園・団体装備片付け・解散



 夏期合宿3日目、北岳頂上へ向け出発する頃に、日の出となりました。肩の小屋から北岳頂上までは、50分ほどの道程です。歩いていると、だんだんと霧が晴れ始め、鳳凰三山や富士山が見えてきました。





 北岳の頂上に立つと、農鳥岳や間ノ岳など南アルプスの山々が見渡せました。部員たちは、「ここまで来た甲斐があった」とたいへん喜びました。20分ほど景色を眺めてから、肩の小屋へ戻り、テントを撤収し、白根御池を通って、広河原を目指しました。今年の山溪部は、19人ものパーティになりました。下り道では、登りの登山者に迷惑をかけない様に3つの班に分けて行動しました。





 
広河原に着き、乗合タクシーに乗った途端に、雨がジャーっと降り始めました。芦安駐車場の近くにある芦安温泉に入り、昼食を食べてから、貸切バスで明大前に帰りました。日頃のトレーニングの成果が出たのか、予定よりも早く行動できました。夕食のご飯も美味しくできました。コッヘルなどの団体装備も奇麗に使えました。これからの登山に向けて、更なるレベルアップを図りたいと感じました。





高1B タクジ
 最終日、朝起き、朝食作りメニューはスパム巻き。米の水の量が少なかったのか米の芯がかなり残っていて食べるのがとても辛かった。頂上の北岳までは荷物なるべく軽くして行った。肩の小屋は霧がかかっていて「今回も景色悪いのかなぁ」なんて思いながら登っていました。でも途中から雲が無くなってもの凄く綺麗な景色が見えてきてからテンションがかなり上がった。頂上に着いたのは予定より10分〜20分位早く着いた。頂上は晴れていて見晴らしがとても綺麗で感動した。山渓部続けてて本当に良かったと思いました。頂上では20分間の休憩で写真を撮りまくった。休憩時間が終わって下山し始めた。肩の小屋に着いて荷物整理、テント撤収が始まった。午後から雨だと聞いて皆急いで取り組んでいました。肩の小屋から離れて下山コースは登りとは違い『白根御池』に降りてから、広河原に帰るというコースでした。白根御池までの途中、草スベリというコースがあり一面見渡す限り草、草、草でした。結構急な坂で下るのが大変でした。休憩を5分ほど入れてから下山を再開し白根御池から広河原までの道のりがある意味一番辛かった。とにかく急で滑る坂だった。しかも結構長め。精神的 にも体力的にも来たのが辛かった。でも皆頑張って降りられたので良かったです。





高1B タクジ
 今回の山行で自分が一番動いたのは料理の時だと思う。最近は部員数も増え動かなきゃという気持ちになってくる事が多くなった。それに来年は自分らが最上級生になり一番動くからその時に向けての行動力の上昇などが役に立つと思う。まぁ自分らがやめたら今の中学生が動かないといけないから中学生達にもたくさん動いてもらいたいと思う。自分自身の反省は下りの最中気が緩み過ぎていた。足元がふらつき何度も転びそうになった。次の登山では最後まで気を引き締めて行きたいと思います。今回は本当に素晴らしい登山になって良かったと思います。





高1D リョー
 翌朝はいよいよ山頂に向けて登ります。ザックには雨具や貴重品などの必要最低限の道具を入れて、他の道具はテントにデポしておいたのでとても登りやすく、全員が山頂に立つことができました。朝かかっていた霧も山頂に着くころには晴れ、山頂では素晴らしい展望を望むことができました。。山頂から下り、テントを撤収して下山を開始しました。

登りとは別の白根御池を経由して広河原に下山するルートで下山することになり、混雑を避けるために3つにパーテイを分けての下山となりました。白根御池では小さなカエルが沢山いました。白根御池から広河原へは一部急な斜面で落石が多発した地帯があり、下山直前まで神経を張りつめていたのでとても疲れました。

広河原に降りてすぐに雨が降り出し、いつか高橋先生が言っていた「ちょっとした遅れが大きな事故になる」という言葉を思い出しました。きっと下山するのが30分でも遅れていたら山の中で雨に打たれていたと思います。

広河原の下の芦安では温かい温泉に入り、ラーメンを頂いて登山の疲れをいやすことができました。

そして貸し切りバスで東京へ。二泊三日の夏合宿が終了しました。





高1D シモホ

今回は、二泊三日で南アルプスの北岳へ行きました。初日、自分は集合時刻に遅れそうになってしまいましたが、先生に自分の荷物を持ってきて頂いたおかげでギリギリ間に合うことができました。昼ごろに広河原に着き、少し雨の降る中テント設営をし、そこで一泊しました。二日目、午前三時に起床し、朝食を食べ終え、テントを撤収し五時少し前に次の北岳肩の小屋を目指し出発しました。二俣付近で一度休憩を入れ、歩き続けました。途中、体調不良者も出ましたが、とりあえず肩の小屋まで、着くことができました。夜は、風雨でなかなか眠れませんでした。三日目も三時に起床し、朝食を取り、北岳山頂を目指して出発し、数十分で山頂に到着しました。山頂に着く頃には、晴れていて富士山も見えました。肩の小屋のテントまで戻り、私物整理とテント撤収をほぼ同時進行で行い、途中三班編成にして広河原へ向かいました。芦安までタクシーで行き、温泉に入ってから、バスで明大前まで行きました。今回の山行で自分が意識したことは、挨拶や、返事、周囲の様子を少しでも把握するということでした。自分では、粗方出来たかなと思っていますが、まだ、不慣れなことや不十分なことも多いので、そのことも踏まえて次の山行に活かせるようにしたいです。



中2B ゆうごりん
今回の北岳山行は僕にとっては初めての夏合宿でした。今回の山行までに部活にはサボらないで大変なトレーニングなどをやってきたので高山病にはなりませんでした。僕は途中高山病になりかけたけど大きく呼吸をして何とか乗り切りました。やっとの思い出キャンプ場につきました。そのキャンプ場は標高三千メートルの所なので少し息がしにくかったです。その次の日頂上に行きました。山頂から見た景色はとても綺麗でした。次は富士山をリベンジしたいです。



高1D シンヤ
 今回の山行で、自分は前回の富士山での反省もあり、登頂への思いも強かったです。記憶に残っているのは、やっぱりテント生活、この部に入ってから、何かと雨にあたるのを浸水するテントに思い知らされる。夕食を作る時はジャガイモの皮が包丁では思うように剥けず、高橋先生が苦言を呈した。夕食の味についてはご飯が上手く炊けたときは甘くておいしかった。就寝の時は、イビキの音でなかなか寝付けなかったですが、登頂でき、絶景を楽しめたので、よかったです。反省は調理の時の包丁使いなど、下山の時の怪我に注意して、後期の山行に望みたいです。