北岳 肩の小屋キャンプ指定地  2011年 8月1日(月)

広河原キャンプ指定地・テント撤収…(20)…分岐…(90)…二俣…(180)…草スベリ分岐…(15)…小太郎尾根分岐…(30)…肩の小屋キャンプ指定地・テント設営・飯盒炊爨



 夏期合宿2日目の朝、3時に起床し朝食を食べテントを撤収し、5時にキャンプ場を出発しました。出だしは好調で、大樺沢に沿いどんどん歩けました。



 直に二俣にある公衆トイレの発電機の音が聞こえてきました。二俣で一休みし、小太郎尾根を目指し、急な登り道を進みました。すると、二人の部員が体調を悪くしました。高山病かとも思い、白根御池小屋へ行くか広河原に戻るか迷いました。 



 30分ほど休んでいるうちに二人の顔色が良くなってきました。この間に、顧問の高橋先生が、小太郎尾根まで後どのくらいの道程か、走って様子を見てきました。二人の荷物を部員と顧問とで手分けして持てば、小太郎尾根までは歩けるだろうと判断しました。二人の荷物を5人で手分けして持ち、二人は空身で小太郎尾根まで登りました。だいぶ元気になったので、みんな揃って、北岳肩の小屋まで行きました。






 北岳肩の小屋キャンプ指定地は、標高3010mの高さにあり、富士山、鳳凰三山、甲斐駒ケ岳や仙丈ケ岳が見渡せるはずなのですが、今日は天気が悪くあまり景色は良くなかったです。



 元気な5人がキャンプ指定地より10分ほど下った所にある湧水地に水を汲みに行き、夜はみんなでビーフジャーキーや野菜の煮込みを作りました。夜中は風が吹き、雨も降りましたがテントは、無事でした。




高1D リョー 

 山渓部の夏合宿で南アルプスの北岳に行ってきました。標高3000メートルを超える山で寝泊まりするのは初めての経験で出発前から楽しみにしていました。一日目は広河原で寝て、翌朝3時起床。たぶん今までの自分の人生の中で最も早い起床だったと思います。そして北岳肩の小屋に向けて出発。昨日降っていた雨も朝には止んでおり、二俣までは順調に行けました。二俣から先、小太郎尾根分岐に向けては急な登りで体調不良になってしまった部員もいましたが、どうにか小太郎尾根分岐着。ここから肩の小屋まではちょっと危険な岩場もありましたが、コースタイムよりもずっと早く歩くことができました。二日目は肩の小屋の近くのテント場で就寝。夜中に目が覚めてテントの中から外を覗くと星がきれいでした。



高1Bタクジ
 二日目は朝の朝食作りで動く人動かない人がはっきりしていた。メニューはニョッキ。調理途中塩を入れ忘れベチャッっとしてしまった。それからのテント撤収は皆素早く動いてくれ、予定時間よりも早く出てる状態にまでなった。今回の動きが良いなぁと思いつつも登山が始まったか。前日雨にっよて地面が濡れて滑りやすくなっていて転びそうで怖かった。そのため神経と集中力を高めて登って行ったからかものすごく時間の流れが早く感じた。途中ハプニングが起きだいぶ止まっていたが『二俣』という場所への着く予定時間には余裕が出来ていた。そこから『右俣』で登っていった。『左俣』は『バットレス』というクライミングの岩場が崩れ危険だったため避けて行きました。『右俣』は結構急な坂でしたのでかなり苦しかった。でも全員無事に『北岳肩の小屋』に着くことができ良かったと思います。この日もまた夕食までに余裕があり、自分はずっとテントの中で寝ていました。夕食時、メニューはビーフジャーキーの煮込みで、そこそこ美味しく出来た。でも野菜がすごく多かった。