横浜駅へロングラン 2011年7月22日(金)
日本学園…(45分)…尾山台駅…(25分)…丸子橋…(25分)…日吉駅…(28分)…大綱橋…(55分)…反町駅…(12分)…横浜駅―(東急東横線)―渋谷駅―(京王井の頭線)―明大前駅…日本学園・解散
今日は、山溪部Aチームのロングランの日です。今、顧問の高橋先生が富士登山競走に参加し、富士吉田市役所から富士山の頂上めがけて駆け登っているところです。部員たちも遠くへ走りたいと考え、「日本学園から横浜駅まで走ってみたい」と言い出しました。一寸とっぴな提案かとも感じましたが、「明日からのトレーニングに支障がないように、ペース配分に気をつけて、今までの体力づくりの成果を見ましょう。」ということになりました。
まず、日本学園からいつもの調子で駒沢公園まで走り、そこから駒沢通りを通って、尾山台駅で田園都市線を渡って多摩川に出ました。多摩川の河川敷にある玉川公園で一休みし水分補給をしました。そこから、丸子橋と武蔵小杉のビルを眺め、「もうすぐ神奈川県だ。横浜を目指して頑張ろう」と誓い再び走りました。丸子橋を渡り、綱島通りを真っ直ぐ走り菊名を目指しました。途中、武蔵小杉のコンビニエンスストアでスポーツドリンクを飲み、体調を整えました。
暫らく走り、登り坂を登り切ると、日吉駅が見えてきました。慶應義塾大学の前を通り抜け、下り坂を快調に走っていくと、大綱橋にさしかかりました。この橋を渡り鶴見川を越えると、いよいよ横浜市だ。部員たちは、道路にある新横浜駅まで5kmという表示に、「もう、2/3は走ったぞ」と励まされていました。
菊名駅前の交差点から坂道を登り、見晴らしの良い台地に乗りました。この登り坂で部員たちの足取りが、だんだんとゆっくりになってきました。港北小の交差点で綱島海道からそれ、東横線の妙蓮寺駅に出ました。ここからは、東横線に沿って走りました。白楽駅、東白楽駅の前を通り抜けると、部員たちは「横浜駅まで、もうすぐだ」と指折り横浜駅までの残りの駅の数を数えながら走りました。
東白楽駅を過ぎると東横線が地下線となり、かつて東横線が走っていた線路跡が横浜駅まで遊歩道になっていました。私たちは、「最後まで走り抜けよう」とその遊歩道を横浜駅めがけて進みました。反町駅を過ぎると、かつて東横線が潜っていた高島山トンネルに差し掛かりました。「確か、このトンネルを抜けると、すぐに横浜駅だよ」とみんな元気にトンネルを走り抜けました。高島山トンネルを抜けると、目の前に首都高速道路と横須賀線の電車が見え、あっと言う間に横浜駅に着きました。部員たちは、「本当に、横浜駅まで走れた」とたいそう喜びました。でも、力が抜け暫らくの間、駅前でぐったりとしゃがみこみました。
帰りは、東横線、井の頭線に乗って、電車で日本学園に戻りました。心なしか駅の階段を歩く部員たちの足取りが重い。東横線に乗って、車窓を眺めていたら、先ほど凄く遠く感じた、東白楽の大きな県立高校、鶴見川の大綱橋、日吉駅や丸子橋など、あっと言う間に次々に通過していきました。部員たちは、「普通電車がこんなに速いとは知らなかった」と電車の凄さを痛感していました。
今日は、台風6号の影響で、先日までよりはずっと涼しい一日でした。いつもの夏休みよりは、長く走るのに良い条件だったかと思います。部員たちは、一生懸命走り、今日のロングランを通じ、また少し成長しました。今日の経験を夏期合宿に生かしてほしいものです。