奥多摩 本仁田山・川乗(川苔)    2011年6月19日(日)

氷川キャンプ場…(45)…安寺沢…(30)…大休場尾根…(55)…本仁田山(1224m)(40)…コブタカ山…(60)…川乗(川苔)(1363m)(110)…川井への分岐…(45)…古里駅―(JR青梅線)―立川駅・解散



 部員たちは、4時に起き6時までに朝ごはんのうどんを作って食べ、テントを撤収しました。
610分には、氷川キャンプ場を出発しました。安寺沢から大休場尾根に出るまでの登り坂で、みんな凄く汗をかきました。本仁田山の頂上で一休みしてから、川苔山を目指しました。大ダワから船井戸にかけて、尾根道と谷側の斜面を行く巻道がありました。道標には、尾根道の方に「道が荒れている、危険注意」と記されていたので、私たちは巻道を選びました。こちらの道も、前半道幅が細く、谷側が切り立った斜面になっていたので、たいへん緊張しました。本日の天気は、どんよりと曇っていました。川苔山の頂上も霧に包まれていました。私たちは、川苔山から赤杭尾根に沿って歩き、古里駅に出ました。部員たちは、テント生活や登山でよく協力し合って、行動しました。高校生部員たちは、テント本体だけでなく、いざという時に備えて安全器具やザイルも持って歩きました。川苔山付近の登山道は、入り組んでいましたが、ルートファインディングを担当した高1Bユウは、どの分岐点でも迷うことなく順調に歩みました。どの分岐点でも中学生部員たちも、日頃のトレーニングの成果を発揮し、元気に歩きました。



中2B  ゆうごりん
 部活の今回の山行の目標は体力強化とチームワークを深めるでした。僕と先輩達は試験があったので、遅れて出発しました。到着する頃には消灯時間になるので立川で夕食を食べてから他のメンバーに合流しました。キャンプ場に着いてすぐに、教員用のテントを立ててから自分のテントに入り寝る準備をしました。普段より時間が早いのですぐには眠れませんでしたが、朝が早いので頑張って寝ました。薄暗いうちに起床して朝食をみんなで協力して作りました。後片付けも時間通りに終わらせ、登山に向かいました。久しぶりの泊まり準備のザックは重くて大変でしたが、慣れるまで少しかかったけど、普段のトレーニングのおかげで大丈夫でした。登山の途中、大嫌いな蜘蛛に出会ったり、目の前で先輩が崖から落ちそうになったのを見て、いつも緊張感を持って山に向かおうと思いました。



高1D リョー 「奥多摩登山」
 一泊二日で川乗山に登りました。一日目は氷川でキャンプをしました。僕たちの班はポールを一本持ってくるのを忘れてしまうというトラブルがありましたが、班員と協力して細引きを使ってどうにかテントを立てることができました。山ではマニアル通りにいかないことも多いと思うので、こんな感じに臨機応変に対応できればいいなと思いました。夕飯はビーフシチューとご飯でした。自分たちの班のビーフシチューはミネラルウォーター(間違えて入れてしまった)で作ったのでとてもおいしかったです。山渓部に入部して最初の泊まりの山行で、部員たちの動きがとても速いのにびっくりしました。自分はなにかと足を引っ張ってしまうような場面もあり、もっとと動けるようにならなければならないと思いました。
 二日目は川乗山に登りました。本仁田山への登りは急勾配な場所があり、思っていた以上に体力が奪われました。川乗山の山頂は霧の影響で展望が望めませんでしたが、達成感()があり、今まで登ってきてよかったなと思いました。皆無事に下山できましたが、前日の雨の影響か、霧が多いなかでの登山で、滑りやすく危険な場所もあり、ヒヤリとする場面もありました。自分としては赤杭山に気が付かないで降りてきてしまったことが少し残念でした。これからはもっと頻繁に(あと正確に)地図を見て自分が今いる場所を確認しようと思いました。あと、水を飲みすぎると腹が痛くなるのですこしずつ飲むようにしようと思いました。



高1D  ダイチ
 今回の山頂は初めての泊まりでした。最初の川についてからのテントを建てる作業では色々なハプニングがありました。最初のハプニングはテントのポールが一本なかったことです。それでも、黒ではないから安心でした。二つ目は料理があまり上手くいかず。責任をもって私が多く食べたことです。常時腹傷めて反省しましたそして3つ目は、違うキャンプに来ていた人達のうちの一人がどこかに行ってしまったことです。
 二日間は、いよいよ山頂を目指して登ります。最初のほうは余裕がありましたがあとからどんどん苦しくなっていって、休憩する場所で、もうだめ限界だとか思いました。そして山頂についた時にはもうへとへとでした。でも疲れた感覚よりも登りきった感動の感覚のほうが大きかったです。まだまだ体力がなかったのでもっと練習して体力をつけたいです。



中1B たいき
 今回は初めてのテント生活、泊まり掛けの登山でした。テントでは、なかなか寝付けず1時間ぐらいしか眠れませんでしたが、先輩が最初はそんなもんだと言ってくれて安心しました。2日目は眠いのを我慢しながら山を登りましたが山頂についた時は眠さを忘れ写真をとったりしていました。今回登った山の本仁田山から川乗山にいく途中、苔が沢山生えていて下手をしたら滑り落ちて死ぬかもしれない所もありましたが登り切った時は本当に嬉しかったです今回はこんな体験ができて本当に良かったです。



高1D
 カイ 
 今回は自分にとって初めての泊まりがけでの山行でした。到着したときには多少雨が降っていました。キャンプ場に着いてテントを立てている途中ポールが一本足りませんでした。それでも、なんとかテントを立て終わり食事の準備を雨天だったので、テント内で始めました。夕食を食べ終わると就寝時間になっていたのですが、なかなか眠れませんでした。起床は自分の班が一番遅かったので、急いで朝食を作りました。結局、出発も自分等のせいで15分くらい遅れてしまいました。重いザックを背負って登山道を歩いていましたが、前日雨が降っていたので道がぬかるんでいて滑りやすかったので自分も数回転びそうになりました。下山したときは予定時刻よりも早く下山することができました。次の山行は富士山や夏合宿になるのでそれに向けて今回の反省点を活かし日頃の練習も頑張りたいと思います。



高2B タツキチ   月山行感想文
  今回の山行は奥多摩にある、川苔岳というところに行ってきた。夏山合宿を想定してテントを背負って行動することになったので、キャンプ場に戻らないで行くように計画した。テントを背負っての行動は久しぶりだったので少し不安であったが、思ったほど体力的には問題なかったので良かった。
 ただ、団体装備を準備する段階で色々と不備があったのでキャンプ場についてからが大変だった。具体的にはテントポールを間違えて違うものを持ってきてしまったこと、コンロの数が少なかったこと、また、持っていったコッヘルが小さすぎたことなどがあった。特に持ってきたコッヘルが小さすぎたことは翌朝の行動において遅れをとった原因になったので次は大きいものを持ってくるようにしようと思った。ポールを間違えて持ってきてしまったのは、団体装備の振り分けを当日に急いでやったことが理由にあると思うので、振り分けは前日にやった方がいいと思った。当日にやるとしても持って行く装備とそうでないものを明確に区別するために、団体装備を管理する役割を誰かにやってもらって、その人が中心となって装備の振り分けをする事が必要であると思った。
 また、装備のことだけでなく行動の面でも問題があった。朝起きてからの行動がちょっと遅かった。起きたらすぐに行動するというふうにはいかず、寝袋から出てボーっとしている時間があったので食事を作るのが遅れてしまい、結局出発の時間をすぎてしまった。夏山合宿までにはこれを直して行きたい。
 しかしそれでも、遅れたにもかかわらず予定に追いつくばかりか、それよりも早い時間で登ることが出来たのは、今回の良かったことの一つだと思う。各区間での休憩時間を短くしたことに加え、歩くのが予想よりも早かったからだろう。休憩と歩く時間とをはっきりと区別して、歩く時間になったらすぐに歩きだす、休む時は時間を決めてしっかりと休む、といったようにメリハリをつけることが重要であると感じた。
 残念だったのは、せっかく景色がいいと聞いていた川苔岳だったが、あいにくの曇り空と霧により頂上からの眺めがほとんど利かなかったことだった。ぬかるんだ道を歩く練習になったと思えば、それもまた良かったことなのかなと思った。