3号館で懸垂下降の訓練             2011年3月4日(金)



 本日の活動は、春期合宿へ向けてロープワークと懸垂下降の訓練をする日です。まずは確保の手順をおさらいし、ザイルの設置、8の字結びやインクノットを確認しました。
いよいよ懸垂下降の練習の時間です。オープンキャンパスの時には、いつも1号館玄関ホールの吹き抜けで行いました。「今日は、3号館の3階から懸垂下降をやってみよう」ということになりました。部員たちは、大いに喜びました。最初は、3階の講堂の柱に支点を設け、講堂の窓から下りました。トップロープを2本設置し、エイト環をからびなでハーネスに繋いで降りました。念のため、講堂に確保者を置き、顧問の高橋先生と一緒に降りる体制をとりました。実際に、行動の窓に立ってみると、身震いするほどの高さでした。次に、3階の木工室に支点を設置し、懸垂下降の訓練をしました。部員たちは、「何らかの手違いがあって、落ちたら一大事だ」と、エイト環とからびな、確保器具を何度も見直してから、意を決して窓の外に身を投げ出しました。窓の下にぶら下ってしまえば、落ち着いて行動できました。中学3年生部員たちは、もうすぐ卒業なので、中学校の教室の窓、特に中学教員室の窓を外から綺麗に雑巾掛けしました。今日は、顧問、部員一同懸垂下降の訓練で精一杯でした。が、広報担当の先生が、気を利かせて、部員たちが3階から降りて来る様子を写真に撮って下さりました。



中3A ヨシキ
 懸垂下降はだいぶ慣れていたけど、今回の三階から降りてしかも止まって掃除するという事にはびっくりした。自分は
3人中一番最後になった、みんなびっくりしていて、なかなか降りられなかった。そして、降りて行くと悲鳴が聞こえてそして顧問の「違う違う」とか言っている声聞こえてきました。正直うまくできるか自信が無かった。僕の番がやって来た。怖い感じもあったけど、何とか降りたら後は止まる技術も、うまくいきとっても楽しかったです。景色がよかったのでまたやりたいです。