富士山吉田登山口馬返し 明大山荘の暖かい夜 2010年12月26日(日)
新宿駅西口―(京王高速バス)―富士吉田駅―(タクシー)―馬返し・明大山荘…(120分)…富士山五合目・積雪の状態を確認…(90分)…明大山荘・飯盒炊爨・消灯
日本学園は、本日から冬休みです。山溪部は、春期合宿へ向けて富士山五合目で雪上訓練を行いました。新宿駅西口に集合し、京王高速バスで富士吉田駅へ行きました。富士吉田駅前にあるスーパーマーケットで今回の合宿に必要な食材を買いました。そして、いつもお世話になっている富士吉田駅前のタクシーで馬返しに行きました。毎年お世話になっているので、タクシーの運転手さんと顔馴染みになっています。多少雪が積もっていても、私たちをびゅーんと馬返しまで送ってくれます。
今回も、例年どおり馬返しにある明治大学山岳部が管理している明大山荘をお借りしました。今回の合宿には、顧問の高橋先生のはからいで、明治大学山岳部のOBの方にも同行していただきました。明大OB方よりお菓子の差し入れをいただきました。
早速、明大山荘に入り、荷物を整理し、アイゼンやピッケルを持って、富士山五合目を目指した。部員たちは、元気に歩き、すぐに五合目に着きました。そして、アイゼンやピッケルを用いて、山道の登り下りの練習をしました。
高橋先生たちは、五合目の積雪の状態を確認して、明日の雪上訓練に適した場所を探しました。
明大山荘に戻ってから、部員たちが豚肉や野菜を使って鍋料理を作りました。ポン酢で食べたら、たいへん美味しかったです。
外は−5℃の寒さでしたが、明大山荘にはコンロや大きな囲炉裏があり、暖かく過ごすことが出来ました。お湯を沸かして、湯たんぽを作って、畳の上でぐっすり寝ることができました。
中3A ヨシキ
今回は二度目の冬の富士山だった。前回の冬に行った富士山は、暖かくて遊ぶ余裕もありました。油断して赤岳に行き酷い目に会ったので、今回は寝袋を二つ持って行った。いざ馬返しに着くと、去年と変わりない気がした。登り始めて気がついた・・・。吉田登山道は、雪というか、氷だった。やたらとツルツル滑るし、硬くて歩きづらい事この上ない。しばらく登ってアイゼンを付けた。また歩いて行くと雪が硬いところと、柔らかいところに分かれた。少しでも隅に行くと、ズッボっと足がはまった。歩きづらい事本当にこの上ない。なんとか五合目まで着いた(寒い)。あまりにも寒いので、すぐに下りた。晩ごはんは、なんと鍋作り始めるが寒い、一応小屋の焚き火をしているのだが、+4℃寒いのでテンションを上げ鍋に放り込みまくった結果なんとか出来た。結構美味しかったです。食後に、先生がケータイの富士山の明日の予報を見て顔色が変わった。その後、寒いからと言っていたので、何となく予想がついた。湯たんぽを作り寝袋を持ってきた2+借りたもの1で3枚で寝た。