奥多摩つづら岩でフリークライミング   2010年12月12日(日)

立川駅―(青梅線・五日市線)―武蔵五日市駅―(西東京バス)―千足停留所…(50分)…つづら岩・登攀訓練…(30分)…千足停留所―(西東京バス)―武蔵五日市駅―(五日市線・青梅線)―立川駅―(南武線)―分倍河原駅・登戸駅・流れ解散



 本日は、春期合宿へ向けて奥多摩にあるつづら岩南面でフリークライミングの練習をしました。まず、12月8日に学園でザイル、カラビナとスリングを使って、ザイルの結び方や確保の手順を復習しました。そして、本日12月12日の朝、6時40分に立川駅に集合し、奥多摩を目指しました。



 つづら岩は、馬頭刈尾根の直下にある見晴らしの良いゲレンデです。特に
南面は、日当たりが良く今日の様に晴天に恵まれれば、気持ち良く登攀訓練に集中できる所です。



 つづら岩に着いてすぐに、顧問の高橋先生が南面の一般ルートに2本のトップロープを設置しました。部員たちは、2組のビレイヤーとクライマーを編成し、クライミングシューズをはいて、次々に2つのルートに挑戦しました。



 昼過ぎになって、部員たちが南面の西端にあるオケラコースに挑戦したいと言い出しました。オケラコースは、凹角からチムニーを登り、チョックストーンのトンネルを抜けるコースです。このコースのアプローチは、高橋先生が先にザイルを持って登り、トンネルを抜けた所にあるちょっとしたテラスに支点を設置し、そのテラスの上で高橋先生が確保をつとめ、部員たちが1〜2人ずつ登って行くかたちにしました。



 最初の凹角の岩場は、見た目より難しく結構時間がかかりました。上部の縦に登るトンネルも身体がつっかえそうな狭さだったので、ちょっとスリルを感じました。 テラスに出たら、部員たちは懸垂下降でスタート地点へ戻りました。1〜2人ずつオケラコースにアプローチしている間、他の部員たちは、春期合宿に向けて今度は登山靴で一般ルートの登攀訓練に励みました。



 部員たちが夢中で岩登りをしている間に、帰りのバスの時間が差し迫ってきました。高橋先生がトップロープを撤去する頃には、バスの時間にはちょっと間に合わない感じになりました。でも、なぜかウチの部員たちは下山のスピードが妙に速い。アッと言う間に千足の停留所へ走り下りました。今日一日、沢山の訓練ができ、良い経験となりました。