大菩薩峠 小金沢連峰からの富士の眺め 2010年11月21日(日)
湯ノ沢峠…(50分)…黒岳(1987m)…(70分)…牛奥ノ雁ガ腹摺山(1994m)…(40分)…小金沢山(2014m)…(30分)…狼平…(20分)…石丸峠…(15分)…熊沢山…(15分)…大菩薩峠…(35分)…福ちゃん荘…(15分)…上日川峠・ロッジ長兵衛―(甲州市民バス)―甲斐大和駅―(中央本線)―高尾駅・解散
朝、4時に起床し、朝食の餅を食べ、お茶を飲みました。すぐにテントを撤収し、6時に湯ノ沢峠を出発しました。寒いせいか、部員たちの動きがいまいち鈍い。
中1B ゆうごりん
富士登山から久しぶりの山行でした。部活でランニングなどをして体力トレーニングをしていたので、リュックにシュラフや鍋や水、テントマットなどを詰め込んでもあまり重さは感じませんでした。だけど、水を詰めた時ボトルの口をしっかりと閉めていなかったみたいで、山行の間に水がもれてリュックが濡れてしまいました。準備の時に先生からシュラフなどをビニール袋に入れておくように言われていたので、幸運にも僕のシュラフや着替えは水に濡れなくてすみました。もし、先生の言う事を聞いていなかったら、僕は秋の山で寒い思いをして二度と行きたくないと思ったかもしれません。秋でも夜の山はとても寒かったので、夕食の味噌ラーメンは体がポカポカしてとても美味しかったです。普段は嫌いな野菜も山行では食べられます。たぶんそれは寒さと周りに家もないくらいの自然の中で食べているからだと思います。あと、周りに明かりがないので、月やたくさんの星を見ることができました。これは山行に行かなければ見られません。
黒岳への登り坂を歩いていると、日が明けました。せっせと歩いて、寒さを吹き飛ばしました。
中1B ゆうごりん
朝4時に起きて、磯辺もちの朝食を食べて、テントを片づけて大菩薩岳を目指して登り始めました。途中、急な坂道があったり、雪で足を滑らせて歩きづらかったり、寒かったりして大変でした。春や夏の登山とは違いました。今回の山行は、次のリーダーを育てるのが目的でした。僕はまだ数えるくらいしか登山をした事がないので、まだ先生や先輩たちのあとから山に登って行くのがやっとです。山でのルールとか、山の事とか知らないことが沢山あります。先生や先輩たちの注意を聞いて少しずつ覚えていきたいです。
黒岳の頂上から富士山がくっきりと見えました。でも少しでも身体の動きを止めると、途端に汗が冷えてきて、寒さのためにゆっくり景色を眺めていられない。
牛奥ノ雁ガ腹摺山で一休みしました。日がだいぶ高くなってきて、暖かくなってきました。部員たちの表情にも余裕が出てきました。
牛奥ノ雁ガ腹摺山の頂上から富士山が奇麗に見えました。部員たちも写真を撮っていました。
中3A ヨシキ
朝起きたら凄く眠かった。僕は、前日に8時すぎに到着したために寝る時間が少しすくなかった。朝起きて始めて気付いたことは、道理で寒いと思ったら、テントの結露が溶けて落ちて寝袋が濡れていた。さらにテント自体も凍っていた事に驚いた、赤岳以来だったからです。餅を作るが、これも赤岳の時に調味料を忘れて、味無しで食べた苦い経験があり、少しトラウマだったが、ちゃんと醤油をつけて食べたら凄く美味しかったです。しかし昨日のゴタゴタがあり、テント撤退の時に軍手をなくしている事に気付いて、手伝えず他の人に悪い事をしてしまった。出発して少し歩いただけで、景色が開けて綺麗な富士山が見えた。さらに歩くと今度は、まさに金色に輝く草むらに出た。そこも開けていて、南アルプスが見えた。まさに夢のような景色をみつつ、登って行った、木々が覆い茂っているところにはいると地面が凍っていて滑り易かった。これを繰り返していつのまにか大菩薩峠でした。バスに乗ったら疲れてすぐ寝ました。今回は山ではあんまり疲れなかったけど、家までの長い階段で一番ばててしまいました。今回は装備品の管理が甘かったと思うので次の山行の時には、改善したいです。
中3A タク
11月21日に僕らは大菩薩峠に行きました。起床はちゃんと4時に起きました。朝食での餅では、とても美味しく出来てとても満足出来ました。外に出ようとしたら登山靴の外側だけが綺麗に凍っていました。テントの撤収では、寒すぎて皆大変そうでした。あまりの寒さに手と足が死にそうでした。かもテントが凍っていたり、刺したペグ等も土が凍っておりなかなか抜けなくてかなり苦戦しました。 予定通りの出発だったのですが、最初からいきなり何処から登るのかが分からなくて少し遅れました。 最初の休憩場所は、黒岳という所でした。予定より早く着きました。大菩薩峠には結構人が多くにぎやかでした。体力的にも結構余った状態で着きました。 最終的には上日川峠には予定より10分も早く着きました。 その間には自分は雪で足を滑らせて、手と足を痛めました。もう少し落ち着いて行かなきゃなぁと思います。体力的にも上がってきているのが実感出来ました。下山では、毎回足の指が内出血していて痛いのですが、今回はあまり痛くなくしかも、内出血していませんでした。かなり嬉しいです。後、山道の間違いもいくつか有り、「もう少し周りを見て注意しろ」と顧問に怒られました。これからは周りを見て、山道にも気を付けて行きたいと思います。
山はほぼ快晴でとても綺麗で富士山がよく見えました。とても綺麗な景色が見られ感動しました。
中3A ユウ
今回の11月山行は大菩薩峠にいきました。20日は霧が濃くて少し不安だったのですが、21日は見事に晴れてくれました。21日の朝、寒い中、寝袋から出てきなこ餅を作りました。前回、八ヶ岳で餅を食べたときノリと勢いでようやく食べきった記憶しか無いので、そんなに食べたくなかったのですが、今回は食える物ができたのでよかったです。餅を食べた後テントを撤収しました。テントに大量の泥と雪がついていて、持ってきたときよりも重くなっていました。その重たいテントをザックに入れて出発しました。
中3A ユウ
今回の山行の目的は、次期リーダー養成なので中2Aのタケゾーが先頭をやりました。しかし出発してすぐにどっちに行くのか迷ってしまいました。何とかコースがわかったものの、少し時間を費やしてしまったので、早めに歩きました。1時間くらいで黒岳につきました。黒岳の頂上からは、富士山がとても綺麗に見えました。そこからまた1時間くらいで牛奥ノ雁ガ原摺山に着きました。そこからの眺めも今まで通ってきた道を眺めることができ、綺麗でした。そこから大菩薩峠まではずっと広い草原のような道が続いていて、歩いていてとても気持ちよかったです。大菩薩峠からの眺めも非常に綺麗でした。大菩薩峠から上日川峠までは下り道が多いため割と走りました。予想どおり靴擦れになってしまいました。今回の山行では、道を何回か間違えてしまったためタケゾーが結構落ち込んでいたのですが、しゃべるのに少し夢中になっていたとはいえ僕自身気づかなかったところも多かったので、もし自分が中2だったらもっと迷っていたと思います。この山にもし一人で来ていたらと思うと怖くなりました。
高1B タツキチ
11月山行は小金沢連嶺というところに行ってきた。今回の山はどこへ登るか自分で調べ、そしてどのようなコースで行くかなどの予定を(全てではないが)自分で立てたので非常に楽しみであった。前にも計画を自分が立てて山に行ったことがあったが、一泊する計画を立てたのは初めてだったので色々と不安に思うことが多かった。しかしそれでも頑張って調べたつもりだったので、人の立てた計画よりは全体像を把握しているだろうから大丈夫だろうと最初は思っていた。地図も覚えていたし、各区間でどれぐらい時間がかかるかも覚えていたし、行動の予定時間だって頭に入っていた。だからいつも以上に今回は頑張ってやろうと思っていた。要するに自信があったのである。
小金沢山の頂上でみんなで記念写真を撮りました。
高1B タツキチ
つまるところ、必要なものというのは様々のことを判断する「決断力」であった。それも長考し、迷った上での決断ではなく、すばやく決める決断でなくてはならなかった。特にこの時期の登山はすぐに日が暮れるためすばやく行動しなくてはならないから尚更だった。
その点振り返って見ると、今回の自分はかなり優柔不断だったように思われる。長い間迷ってしまっていた。「最初は間違ってもいいからすばやく決断しろよ」と言われていたのにもかかわらずであった。
こうして当初あれだけあった自信も帰る頃にはすっかり失せて、「ああ、せっかく頑張って計画を立てたのにな」と残念な気持ちになってしまっていた。次こそは楽しい気分で帰ることを目指したいと思った。
大菩薩峠に着きました。大菩薩嶺は、ここから1時間ほど登った所にあります。ここから、南アルプスの山々、甲斐駒ケ岳や千丈ヶ岳がよく見渡せます。大菩薩峠は、中里介山が描いた長編歴史小説で有名です。今日は天気が良く、沢山の登山客で賑わっていました。
大菩薩峠から甲府盆地と南アルプスの山々が見渡せました。
富士山も良く見えました。机竜之助や裏宿の七兵衛に思いをはせながら、景色を眺めました。
大菩薩峠の介山荘の前で記念写真を撮りました。
写真の右奥に写っている建物は、勝縁荘です。かつて、中里介山が執筆活動をした山荘です。
写真は、福ちゃん荘です。福ちゃんの荘のキャンプ場には、ずいぶんと立派なトイレができていました。ここから、ロッジ長兵衛まで一般道と登山道があります。どちらもほとんど同じ道程です。
写真は、ロッジ長兵衛です。ロッジの前にはテラスがありました。ロッジの中には売店もありました。バスの出発の時間まで、ロッジ長兵衛で一休みしました。
ロッジ長兵衛の前には駐車場と停留所があります。この時期、土・日・祝日に甲斐大和駅と上日川峠の間を6往復ほど甲州市営バスが行き来しています。私たちは、12時30分発のバスに間に合いました。みんな朝早くから歩いて疲れたのか、バスの中でぐっすり寝入っていました。今日は、天気に恵まれ、気持ち良く月例山行ができました。