11月山行 大菩薩峠 2010年11月20日(土)
日本学園…(7分)…明大前駅―(京王電鉄)―高尾駅―(中央本線)―甲斐大和駅―(勝沼観光タクシー)―柳木場沢…(40分)…湯ノ沢峠・テント設営・飯盒炊爨・消灯
高2A コーイチ
今回の山行は風邪気味だったので正直結構きつかった。風邪の症状に加えて結構な寒さでかなり萎えた。目標が次期リーダー養成ということでタケゾー君のサポートをできるだけしようと思った。今まで案内は他人に任せて一人はしゃいでいたこともあるので、なかなか気のめいる話だった。しかしこれも先輩の務め、頑張ろうと思った。さて、1日目は一時半に玄関前に集合し電車で甲斐大和駅まで行き、そこからタクシーで登山口まで行きそこから避難小屋まで登っていった。その道中、寒いわ、暗いわ、濡れるわ、体調は悪いわでかなりきつかった。特に途中の底なし沼みたいなところはものすごかった。今思うと今回の山行で一番きつかったのはあそこだったと思う。案の定避難小屋はすでに人がいたので、テント設営開始。寒いのでちゃちゃっとやってさっさと温まりたかった。テントに入って荷物整理をして一段落したところで夕食のラーメンを作り始めた。テント内調理だったので連携が大変だった。その辺りのスピードの遅さはまだまだ改善しなきゃいけないと思った。できたラーメンはなかなか美味しくてよかった。そのあと水を汲みに行かねばならなかった。その距離はなかなか遠くて、寒い中ぬかるんでどろどろになった道を歩いていかねばならなかった。水を汲んでテントに戻り、横になったのだが地面がやたら寒い。先生に前々から言われていたけれどもやっぱり実際味わうと凄まじく、体を縮めてしばらくの間がたがた震えていた。できるだけもこもこした服装で行ったのだが、放射冷却には敵わなかった。いきなり踏んだり蹴ったりの出だしだった。が、天気はとてもよかった。とうとう女神がほほえんでくれたと思った。新兵器双眼鏡もしっかりとその力を発揮してくれた。月がとてもきれいだった。やはり冬の空は素晴らしい。しばらく眠るのを忘れて天体観察に耽っていた。十一時くらいになるとさすがに眠いのでぐっすり寝れた。明日もいい天気になってくれたらいいなと思う。さすがに頂上で灰色の空を見るのはもう勘弁して欲しい。
中2A タケゾー
初日は電車とタクシーを乗り継いで湯の沢峠に向かいました。向かう途中、僕は『次期山渓部リーダー育成』という事で列の先頭を任されることとなりました。初めて先頭を歩いて思った事は僕(一番先頭にいる人)の歩く速度によって、列の速度やスタミナの消費,士気等の低下を考慮しなければならないということです。また先代の先輩方の苦労等が多少分かった気がしました。これからは現在以上にトレーニングを含め様々な事柄を頑張っていきたいと思いました。
今回の月例山行は、甲斐大和駅から小金沢連峰に入り、大菩薩峠へ抜けるコースを歩きました。初日の夜は、湯ノ沢峠にテントを設営しました。本隊は、柳木場沢までタクシー来て、柳木場沢に沿って40分歩いて、湯ノ沢峠に登りました。数学検定試験を受験した部員と保護者懇親会に参加していた顧問は、夜9時に湯ノ沢峠まで直接タクシーで登り、湯ノ沢峠で合流しました。湯ノ沢峠は、乗用車15台ほどを駐車できほどのスペースがあました。この日も3台ほどが止まっていました。近くには、小さな避難小屋と電気の付いた立派なトイレ、少し歩いた所に水場がありました。部員たちは夕食を食べてから、早々に寝ました。