日本学園の学園祭 電車が走る展示室  2010年10月2日(土)




 本日は、学園祭の初日です。毎年鉄道研究部は、1年間の活動報告を、夏休み中に模造紙にまとめていました。しかし今年は、夏休み中に校舎の耐震工事が行われたため、学園祭の準備が9月にずれ込みました。



 例年、学園祭直前の準備日には、夏休みに作った展示物や報告集を並べて、鉄道模型のレイアウトを作る作業に費やしていました。今年は、準備日になっても、まだ模造紙への書き作業が終わっていませんでした。



 部員一同、突貫作業で展示物作りに励みました。特に中学3年生部員たちが、効果的に機能しました。模造紙へのまとめ作業では、中1の頃に比べると、かなり分かりやすい解説文を書けるようになり、字も数段奇麗になっていました。



 学園祭の当日の朝、鉄道模型が動かなくて大騒ぎになりましたが、レールをサッと拭き、こまめにモーター車を押しているうちに、全ての車両が滑らかに動き始めました。



 現代社会の先生が、幼いお子さんを連れて見に来ました。その先生としては、息子には登山など運動に興味をもたせたかったようです。が、その子は、鉄道模型のコーナーから離れませんでした。先生は、「鉄道模型を買いたいと言い出すのでは?」とあせっていました。プラレールなら良いけど、鉄道模型はちょっと高い。



 鉄研の卒業生も、大勢遊びに来ました。中学再開の時の1期生も来ました。今は神奈川県警に勤めています。毎日、補導があってたいへんだそうです。さすがに中学生の頃に比べると、逞しくなっていました。



 中学生部員たちは、中学企画の演劇や研究発表などに参加し、忙しく学園を駆け回っていました。学園祭の初日、なんとか乗り切りました。明日も頑張りましょう。