雨の北穂高岳    2010年8月11日(水)

涸沢キャンプ場…(190分)…北穂高岳(1306m)…(120分)…涸沢キャンプ場・テント撤収…(120分)…本谷橋…(50分)…横尾…(50分)…徳沢…(50分)…明神…(40分)…上高地・小梨平キャンプ場・テント設営・飯盒炊爨




 今日は、涸沢キャンプ場から北穂高岳を往復する日です。天気予報では、松本市は午前中晴れということでした。九州地方に台風が発生し日本海を中部地方へ向けて進行中、その影響で中部地方に雨雲が多く発生していました。




 たぶん今日も、雨が降るだろうと思い、雨具を持って早めに出発しました。部員たちは、北穂高岳の頂上へ向けて、本隊が南稜、一部のメンバーがザイルを用いて東稜から登りました。




 着た穂高沢に沿う石畳道を登りました。




 穂高連峰の頂上には、雲がかかり始めていました。




 



 岩がゴロゴロしている登り坂を登るのに、ずいぶんと疲れました。







 北穂高岳頂上直下にあるキャンプ指定地を過ぎると、崖を越え雪渓にさしかかりました。

 



 北穂高岳頂上直下には、雪渓が残っていました。




 頂上直下の最後の岩場です。




 北穂高岳頂上にある北穂高小屋で一休みしました。




 北穂高岳の頂上では、雨が降ったりやんだりが続きました。東稜コースから登ったチームは、まだ到着していませんでした。東稜は、4時間はかかるコースなので、暫らくは来ないだろうと考えました。お互いにトランシーバーを用いて、連絡するようにしてありました。




 雨がやんだ時を狙って、南稜を下りました。




 途中のクサリ場で、東稜から北穂高山頂を登った部員たちに追いつかれました。




 みんなで一緒に、涸沢キャンプ場を目指しました。




 涸沢キャンプ場に戻ってから、すぐにテントを撤収しました。明日も台風の影響により大雨だと判断し、少しでも雨の少ない今のうちに上高地まで戻ることにしました。




 徳沢キャンプ場に着きました。




 無事、上高地の小梨平キャンプ場に着きました。涸沢キャンプ場を出発してから、小梨平キャンプ場に着き、テントを設営し、飯盒炊爨をやっている間、雨に降られずにすみました。夕食にカレーを作りました。しかし、カレーは全員が食べるのには、少々少なかったです。また、部員たちはだいぶ疲れた様子でした。そこで、顧問団は、今夜の夕食は行動食のみとし、テントには入らず、近所の雨宿りできる場所で野宿をしました。