山溪部 2010年度 夏期合宿 穂高連峰  2010年8月8日(日)

明大前―(貸し切りバス)―沢渡―(松本電鉄バス)―上高地…(45分)…明神池…(45分)…徳沢…(45分)…横尾・テント設営・飯盒炊爨




 今年度の山溪部夏期合宿は、穂高連峰で実施されました。写真は、上高地にある河童橋の上から眺めた焼岳です。




 夏期合宿初日、私たちは上高地から梓川に沿い横尾キャンプ場まで歩きました。写真は、河童橋の上から眺めた奥穂高岳と吊尾根です。




 写真は、明神池の手前にある鳥居です。ここには、嘉門次小屋があり、イワナの塩焼きが食べられます。嘉門次小屋は、もとは1880年頃この地で狩猟生活をしていた上條嘉門次氏が建てた山小屋です。上條嘉門次氏は、1892年頃に、ウォルター・ウェストン夫妻に飛騨山脈を案内したことで有名です。ウォルター・ウェストン氏は、宣教師として日本を訪れました。日本滞在中に中央高地の山々を歩き、1896年に「日本アルプスの登山と探検」という書物にまとめ、飛騨山脈・木曽山脈・赤石山脈を世界に日本アルプスとして紹介しました。




今回の夏期合宿では、中学1年生から高校2年生まで14名の部員が参加しました。団体装備や食料など多くの荷物になりました。写真は、明神橋です。後ろに明神岳が見えています。




 上高地から横尾までの道程は、平坦でとても涼しかったので、明神池や明神岳の景色を眺めながら、余裕をもって歩けました。




 徳沢キャンプ場に着きました。ここは、たいへん広々とした気持ちの良いキャンプ場でした。




 徳沢キャンプ場の傍らには奇麗な小川が流れていて、とても涼しい感じでした。




 写真の右側に写っている建物は、徳沢の水場です。冷たく美味しい清水がたっぷり飲めます。




 横尾キャンプ場に着きました。早速テントを3つ建てました。




 みんなで夕食のぺぺロンチーノを作りました。オリーブオイルを使って、美味しく出来上がりました。




 明日から、3時に起床、5時に出発の行程が続きます。夕食後、紅茶を飲んで、荷物を整理し、早々に寝ました。