京浜急行電鉄 ファミリー鉄道フェスタ2010  2010年5月30日(日)

横浜駅―(京急電鉄)―京急久里浜駅―(京急送迎バス)―京急ファインテック久里浜工場・イベント見学―(京急臨時電車)―京急久里浜駅・昼食




 昨日、中間試験を終わりました。鉄研部員の何人かは、いつも通り授業と試験に集中し、日頃の学習の成果を出せたようです。今日は、横浜駅に集合し、京浜急行電鉄久里浜工場で催される「ファミリー鉄道フェスタ2010」を見学しました。




 京急久里浜検車区は1963年に京急久里浜工場(現京急ファインテック)と共に設営された検車区で修繕庫は無く、車両の検査および、定期検査管理業務を行っている。ここでは本線、久里浜線の重要部検査(年間約206両)、列車検査(年間約16180両)を担当しており検査庫、油脂庫などがあり工場内には主に自動車両洗浄機、排水処理装置、ATS IR試験機、事故復旧機材などがあり敷地面積は約30038uある。車両収容能力は204両と、他の検車区に比べ一番の収容能力を持っている。なお現在は検車区ではなく車両管理区となっている。(鉄研部員 中3C ユーキ)




 久里浜工場に入ってすぐに、車両撮影コーナーへ行き、京急電車を撮影しました。撮影会場には、新1000形、旧1000形、2000形、2100形、600形BLUE SKY TRAIN が並んでいました。多くの鉄道ファンで、凄まじくごった返していました。




 中1部員たちがはぐれない様に、中3部員たちがぴったり付き添いました。がなかなか電車の撮影どころではありませんでした。が、こんな時、いつもはボーッとしている中2部員たちが、スルスルッと群集を潜り抜け、ちゃっかり一番前で電車の写真を撮りまくっていました。




 京急新1000型は平成14年に登場しました。2100型をベース に片側3扉とし、車内は扉間が脚台のないバスケットタイプのロングシートの中央には定員を促す仕切りと手すりを配置しています。また、2100型と同様に海外製品を採用し、車両性能の向上を図りつつ、コスト削減を実現しました。現在普通電車から快特に使用されています。(鉄研部員 中3C 快速登戸)




 京急1000形(旧)は1959年に製造を開始、1978年までの19年間に356両が製造され、京急の中では最も製造両数が多い車両です。制御装置は取り扱いやすい抵抗制御とし、安定した乗り心地を誇っています。しかし廃車が進み、後基型のみとなりました。固定編成は4、6、8両で、主に普通電車に使用されています。(鉄研部員 中3C 快速登戸)




 次に主工場へ行き、車体上げ作業の実演や制御器とブレーキ弁の操作体験を見学しました。




そして、トラバーサーを渡って特殊工場に行き、塗装中の京急車両や都営地下鉄の車両を見学ました。










 次に久里浜工場にある保存車両、大正時代に製造された京浜電鉄デ51と昭和5年に製造された湘南電鉄デ1の車内を見学しました。写真は、湘南電鉄デ1の前で撮影したものです。




 京急ファインテック久里浜工場には、デ1形とデ51形の二つの保存車両があります。デ1形は、昭和5年にデビューして、48年間活躍しました。その後230形として高松琴平電鉄へ譲渡され活躍していたが、2007年に引退しました。デ51形は、日本初の本格半銅製車両として大正時代にデビューしました。後に140形として活躍していたが、1965年に引退しました。いずれの車両も車内の公開はあまりされないので公開されるチャンスがあれば、是非見に行ってみてはいかがでしょうか。(鉄研 高校部長 高2B ヒロキ)




 京急電鉄は東京の泉岳寺から神奈川の三崎口までを結ぶ鉄道会社です。2010516日に本線の六郷土手〜平和島間と空港線の糀谷〜京急蒲田間の上り線が高架化されました。また201010月の羽田空港国際化に伴い国際線ターミナル駅が開業します。20107月に京成線の成田スカイアクセス線の開業に伴い羽田空港〜成田空港まで110分で結ばれます。(鉄研 副部長 中3B モッティー)




 530日に京急電鉄 ファミリー鉄道フェスタ2010に行ってきました。久里浜に着いてからシャトルバスに乗りフェスタの会場に行くのにもすごい混雑していました。フェスタの会場で体験がありましたが混雑していて、何も出来ませんでした。なので僕たち鉄道研究部は、写真だけ撮って来ました。今回、僕が思っていた以上すごい混雑でした。また来年も行きたいです。(鉄研部員 中2B ニキ)




 今回京浜急行久里浜工場を見てなんとなく思ったことなんですが。今年の久里浜工場は、例年とは、違いとてもよかったです。理由は、旧1000系の展示や列車のジャッキアップそれに大手私鉄のグッズ販売などが行われていました。多分来年は、旧1000系も見れなくなっているだろうからとてもいい記念の記録になりました。また今年京急に乗って思ったんですが 新1000系のステンレス車両がとても増えている気がします。旧1000系も来年は多分撮影できないと思います。 なので今のうちに撮影しておいたほうがいいですよ。そして京急ファインテック久里浜工場から京急が出してくれた臨時列車で京急久里浜駅へ、しかも京急が出してくれた車両は600系でした。しかもトップナンバーでしたよ。(鉄研部員 中3B カナ)




 今回は、京浜急行の見学でした。今年は、京急旧1000形のイベントがあったので、凄く混んでいました。京浜急行の車両は、行き先方向幕が一番多いので、方向幕の行き先が何なのか、凄く気になりました。その中で一番凄かったのは、旧1000形の快速特急品川行と、2000形の普通京急川崎〜小島新田行の2つでした。やはり行き先表示が方向幕だと、珍しい表示や、今ではない行き先表示が見られるので、凄くワクワクして楽しいです。(鉄研部員 中1B シンバ)




 グッツ販売では、京浜急行電鉄、東京急行電鉄、東武鉄道、西武鉄道、西鉄などのコーナーに行きました。グッツ販売では、東急電鉄、シーサイドライン、西武鉄道、つくばエクスプレス、東武鉄道のコーナーを見ました。売り残りの商品は、1000円〜2000円くらい安く売られていたので、東急5500系の模型を買いました。売られ始めた頃は3000円程度でしたが、今回は1300円ととても安く売られていたので、思わず買ってしまいました。今回の京浜急行の見学での経験を生かして、時下の西武鉄道のイベントもしっかりと見学したいです。(鉄研部員 中1B シンバ)




 最後に、物品販売コーナーに行き、車内に張ってある路線と停車駅の案内図や記念切符などを買いました。今日は、京浜急行のほか、南海電気鉄道、西日本鉄道や伊豆急行電鉄など、多くの鉄道会社が出展していました。




 買い物をした後、久里浜工場内に用意された臨時電車乗り場から臨時電車に乗り、京急久里浜駅へ行きました。午後、みんなと一緒に京浜急行の電車とバスを乗り継いで、観音崎へ出かけました。