船の科学館  鉄道研究部 カヌーに挑戦  2010年5月9日(日)

ホビーセンターカトー…落合南長崎駅―(都営大江戸線)―汐留駅―(ゆりかもめ)―船の科学館駅…船の科学館・見学…船の科学館駅―(ゆりかもめ)―新橋駅―(東京メトロ銀座線)―表参道駅・流れ解散

 




 ホビーセンターカトーを見学した後、大江戸線、ゆりかもめを乗り継いで、船の科学館へ行きました。

 



 船の科学館に着くと、案内の方に「今日はカヌー教室の日だけど、やってみますか?」と聞かれました。部員たちが「カヌーに乗ってみたい!乗ってみたい!」と飛びつきました。早速、船の科学館にあるプールに行き、カヌー教室の受付をしました。



 そして、船の科学館で船の構造や船の歴史に関する展示を見学しました。カヌー教室の時間になり、プールに行きました。




 最初に15分ほど、カヌーに乗る時の注意、オールの漕ぎ方などのレクチャーを受けました。




 次にライフジャケットを着て、プールに浮いているカヌーに2人1ペアで乗り込みました。




 プールはぐるりと回る様になっていて、カヌーで2周回りました。




 が、オールで漕ぐのがうまくいかなく、カヌーが反対に向いたりプールサイドに引っかかったりするペアもいて、係りの方々にだいぶお世話になりました。




 ボートを漕ぐのは初体験でしたが、なんとかうまくこげてよかったです。普段、ボートも乗らないのでなかなかいい体験をしました。是非また機会があったらみんなと行きたいです。(鉄研部員 中3B クマシン)




 なんとか、全員無事に戻ってきました。




 カヌー教室を体験した後、船の科学館に係留されている南極観測船「宗谷」を見学しました。




「宗谷」は、日本砕氷船です。日本海軍では特務艦海上保安庁では巡視船として使用されました。1956年に日本での初代南極観測船になりました。




 「宗谷」の操舵室です。部員たちは、「宗谷」の通信室や治療室を興味深く見学していました。




 「宗谷」の士官室や治療室などに、制服を着たマネキンが置いてあり、部員たちがそれを見て本物の人かと一瞬ビックリいて飛び上がりました。




 次に青函連絡船「羊蹄丸」を見学しました。青函連絡船は、1908から1988にかけて、青森駅函館を結んでいた日本国有鉄道・JR北海道)の鉄道連絡船です。「羊蹄丸」は、19658月に就航し、1988313日、函館側の最終便として運航を終了しました。




 「羊蹄丸」の中には、昭和30年代の青森駅と青函連絡船の展示がありました。



 青森駅の待合室や客車、青森駅前の朝市などの再現ジオラマをみんなで見学しました。



 青函連絡船のドキュメンタリー映画、1988313日の最終運行など鑑賞しました。




 部員たちは、当時北海道へ行商に行っていた青森のおばさん方が担いでいた米俵60kgの重さの荷物を担ごうとしましたが、ちょっと無理でした。




 青森駅前広場の朝市のジオラマを見学しました。




 「羊蹄丸」の操舵室を見学しました。とりあえず、スイッチを全部押してみました。
 



 最後に、みんなでゆりかもめに乗り、新橋駅へ向かいました。今日は、いろんな事があり疲れたのか、ゆりかもめの中で寝入っている部員もいました。





 今回、船の科学館に行ってみて、色々な体験が出来ました。船の仕組みや、操舵室がどうなっているのかが良く分かりました。青函連絡船の見学では、客室や食堂が見れて、さらに、各部屋に、説明が付いていたので、凄く分かりやすかったです。この体験で、船について色々なことが勉強できたのでよかったです。(鉄研部員 中1B ユーキ)