東武博物館           2009年12月11日(金)

 

 日本学園…明大前駅―(井の頭線)―渋谷駅―(銀座線)―表参道駅―(半蔵門線)―押上駅―(東武鉄道)―東向島駅…東武博物館・見学
 

 12月11日、雨が降り肌寒い日となりましたが鉄道研究部は東武伊勢崎線東向島駅ガード下にある東武博物館に行きました。今年新たにリニューアルオープンしました。展示車両は昔と変わらず豊富にあり、運転シュミレーターは増えていました。運転は結構しやすかったです。今回の見学では主にシュミレーターをしたので列車の制御関係の事がよくわかったと思います。(鉄研中学部長 中2A イージマコーキ)
 

 写真の列車は博物館に静態保存されている1720系通称DRC(デラックスロマンスカー)です。これは1960年に東武線特急として運行開始し、1991年に運行終了となりました。1959年の国鉄が準急「日光」を投入したため国鉄との対向策としてデビューし、営業最高時速を110q/hにするなど所要時間短縮も達成しました。(鉄研中学部長 中2 イージマコーキ)
 

 これは、電車がどのように走るのかを理解するための展示物です。右にはパンタグラフ、左隣りにはモーター付の台車、そして写真からは確認出来ませんが制御装置らしきものがあります。手前にマスコンとブレーキ、右横に四つのスイッチがあります。スイッチには、パンタの上げ下げと制御装置関連のスイッチがあり、スイッチを入れた時と入れない時との違いを確認することが出来ます。また、ちゃんと作動した時にはどんな動きをするのかというのも前のケースから確認出来ます。(鉄研高校部長 高1B サイトー)
 

 この写真の車両は5700形5701号(通称ねこひげ)です。5700形は特急用として製造され、後に急行・快速向けとなったが、廃車までの40年の長期にわたって優等列車として使用され続けた。写真の車両は1951年に作られました。特徴は正面の窓が二枚になっていることです。この二枚窓のことを湘南窓といわれ現在では、京王の3000系くらいしか残っていません。なぜ[ねこひげ]という愛称が付いたのかというと車体の配色及び丸いヘッドマークの左右に銀色の装飾帯を各3本ずつ並べて配したデザインから[ねこひげ]と呼ばれている。(鉄研副部長 中2B モッティー)