東武鉄道 南栗橋車両センター 東武ファンフェスタ  2009年11月8日(日)

志村検修場…高島平駅―(都営三田線)―巣鴨駅―(JR山手線)―上野駅―(東京メトロ銀座線)―浅草駅―(東武鉄道)―南栗橋駅―(送迎バス)―南栗橋車両センター・見学―(送迎バス)―南栗橋駅―(東武鉄道)―北千住駅―(東京メトロ千代田線)―表参道駅・代々木上原駅・流れ解散




 志村検修所のイベントを見学した後、午後には東武鉄道の南栗橋車両センターを見学しました。浅草駅から区間快速に乗って、南栗橋駅に行きました。




 今日は天気が良く、南栗橋車両センターは、多くの鉄道ファンで賑わっていました。




 工場棟の入出線には、251編成がありました。




 工場棟の入場線には、50050型があり床下機器の解説がされていました。




 50050系のVVVF制御装置です。ベクトル制御・全電気ブレーキ制御方式により更なる省エネルギー化を図りました。




 50050系のATI装置です。機器の制御情報を常時監視することにより、車両の状態監視から各種点検と検査を行い、乗務員の業務軽減と異常発生時に乗務員へのガイダンスによる的確な情報提供をします。




 写真は、オーバーヘッドクレーンで、車体を吊り上げているところです。ここで、車体と台車が切り離され、別々に検査と修繕が行われます。




 車体検修場は、最大10両配置できます。高所作業足場の転落防止柵や、車体架台の高さも必要に応じて調整できます。




 モーターやコンプレッサーなど電車の各装置も展示されていました。




 マスコンやパンタグラフの操作体験も行われていました。




 車輪作業場での検査です。洗浄された台車が、自動搬送装置により台車分解・組立装置に搬送され、台車から輪軸が分離されます。




 台車枠は検修後に渦流探傷装置により台車枠亀裂の検査、板バネ、揺れ枕装置やブレーキ装置の検査と修繕を行います。




 車輪作業場では、車輪圧入の実演が行われていました。




 車体洗浄作業場にある自動車体洗浄機です。




 総合検査線にあった6157号車と6257号車です。




 左の電車は10000系、右に写っている電車は2000020050系です。東武伊勢崎線で活躍する車両で、右側の20000系は地下鉄日比谷線直通専用での各駅に停車する。10000系は主に区間準急、区間急行、浅草から北千住までの各駅停車に使用され、東武動物公園以降の東武日光線にも乗り入れている。最近では、客室内の更新工事も行っており、行き先表示がフルカラーLEDを搭載するなど、老朽化を防いでいる。(鉄研部員 中2B クマシン)




 この写真の左側の車両は東武鉄道の30000系です。30000系は最近まで東京メトロ半蔵門線と東急電鉄田園都市線に乗り入れていましたが今では浅草からの東武線の区間急行などで使われています。6両編成と4両編成があります。右側の車両は50050系です。50050系は東京メトロ半蔵門線と東急電鉄田園都市線に乗り入れている、東武鉄道の主力車両です。10両編成なので、浅草駅には乗り入れることはできません。そのため主に急行などで使われています。(鉄研副部長 中2B モッティー)




 今日一日、鉄道研究部員達は、都営地下鉄の志村検修所や東武鉄道の南栗橋車両工場でのイベントをじっくり見学しました。電車の路線案内図などを買いました。けっこうな荷物になりました。でも、一日楽しく過ごしました。