都営フェスタ’09in三田線  志村車両検修場 2009年11月8日(日)

新板橋駅―(三田線)―新高島平駅・電車撮影―(三田線)―高島平駅…(10分)…志村車両検修場・見学

 



 1872年10月14日に、新橋―横浜間で鉄道が開通したことから、10月14日が鉄道の日となりました。今では10月から11月にかけて各地で鉄道イベントが開かれています。今日は、午前に「都営フェスタ‘09in三田線」、午後に「東武ファンフェスタ!」を見学しました。




 新高島平駅で、三田線6300形を撮影してから、志村車両検修場へ行きました。

 


 志村車両基地は、板橋区高島平にある総面積が137227u、19本の車両基地、車両検査場、車両工場からなる総合基地です。




 都営三田線は、目黒駅―西高島平駅間を結ぶ地下鉄で、東急の車両が乗り入れています。東急目黒線とも直通運転しており、終点の日吉まで乗り入れています。写真の車両は、左から東急3000系、都営6300形、東急5080系と並んでいます。(鉄研部員 中2B クマシン)

 


 車両工場では、全般検査、重要部検査、臨時検査が行われています。車体吊り上げクレーン、天井走行クレーン、車両試験装置、車輪旋盤機、各種溶接機、台車洗浄装置、集塵装置などがあります。

 


 この写真は、都営三田線の6300形の台車を取り外して検査をしている所です。車輪の検査は主に全般検査、重要部検査で行われます。それ以外にも輪軸検査や車輪添削を行い、安全性、乗り心地を向上させています。(鉄研副部長 中2B モッティー)

 


 工場では、都営三田線6300形の各装置が展示されていました。写真は、集電装置 PT4313S−B−M です。バネ上昇、空気下降方式で、重量は180kgです。

 


 都営三田線6300形用空気圧縮機 C2000LB です。2段圧縮単動往復式で、重量は500kgです。

 


 都営三田線6300形用主電動機 TIM−6 です。かご形三相誘導電動機方式で、重量は595kgです。

 


 鉄道模型の運転体験が行われていました。

 


 ミニ電車の運行も行われていました。子ども達が大勢並んでいました。

 


 屋外では、保守車両が展示されていました。

 


 建築限界測定車 モーターカーに牽引されながら、建築限界の形をしたフレームにより、トンネル部や高架部において、電車の走行する空間が確保されているかを測定する車両です。

 


 油圧式タワー車 モーターカーにより牽引される車両で、油圧装置により上下する作業台を装架した車両です。このタワー車の作業台は、上下方向だけではなく、横方向にも張り出すことが出来る構造にもなっています。トンネルの構築上床部の点検、補修などに用いられます。

 


 モーターカー 工事用重機材(ロングレール、砕石など)を運搬するために使用する牽引用の車両です。ガソリンまたはディーゼルエンジンで線路上を走ります。車両の重さにより、5t、8t、10t、15t、20t車などがあります。小型クレーンが付いている車両もあります。