日本学園中学校  オープンキャンパス  2009年10月24日(土)




山溪部も、オープンキャンパスのクラブ活動体験に取り組みました。日本学園を見学しに来た小学生たちに、本館の吹抜けにて、懸垂下降を体験してもらいました。
 


まず、本館の窓に支点を設置し、階段にザイルを張りました。小学生たちは、ハーネス、カラビナとエイト管をつけ、ザイルにエイト管を絡めて、階段にてザイルをつたって降りていく練習をしました。この時、ザイルとエイト管の仕組み、ザイルを強く握れば、ザイルとエイト管の摩擦により、自分自身が真っ逆さまに落ちないことを理解してもらいました。ここまでの一連の手順を、中学生部員たちが小学生たちに説明しました。

 


ザイルとエイト管の操作をマスターしたら、いよいよ本館の吹抜けにて懸垂下降です。更に安全を確保するために、小学生のはいているハーネスにもう一つ安全管付きのカラビナをつけ、ザイルをつなぎ、中3Aタツキチがビレイヤーをつとめました。顧問の高橋先生が小学生のそばで一緒に懸垂下降をし、中学生部員たちが1階のホール、2階、3階につき、安全の確認とサポートを行いました。着地点には、体育館から借りてきたマットを敷きました。

 


最初は2階から、次に3階から1階のホールまでの懸垂下降に挑戦しました。全員無事に懸垂下降を体験することが出来ました。中学生部員たちは、小学生への安全器具の使い方や懸垂下降の手順の説明、安全の確認とサポートと、積極的に動き、先日までの練習の成果をだしました。写真は、クラブ活動体験が無事終わり、中3Aタツキチ部長より小学生たちに「みなさん。来年度日本学園に入学したら、一生に登山に行きましょう」と、お話をしているところです。