日学祭 日本学園 学園祭              2009年10月3日(土)

 鉄道研究部も、日学祭、日本学園の学園祭に参加しました。夏休み中に1年間の活動の記録を模造紙や報告集にまとめました。学園祭準備期間は、夏休みに作った展示物を配置し、鉄道模型のレイアウトを並べました。クラス企画の研究発表や学年企画の演劇の練習を優先し、その合間を縫って鉄道研究部の展示会場を作りました。

学園祭の前日の夜に、何とか展示会場が出来上がりました。鉄道模型も順調に走りました。前もって近所の幾つかの小学校に、鉄道研究部の報告集とポスターを配っておきました。当日、多くの小学生を招いて、鉄道模型の運転をやってもらおうと企画しました。

学園祭の当日には、鉄道研究部のOBが大勢訪れました。大学生活を満喫している人、就職活動をしている人、鉄道会社に勤めている人など色々です。鉄道会社に勤めているOBたちは、採用されてから試験を受け国家資格を得、おおよそ駅員、車掌、運転手の順に勤務が変わって行きます。「朝のラッシュ時に、10両編成の電車の扉を管理するのはかなり神経を使う。3両編成くらいで動いている地方の鉄道に就職しておけばよかった。」「駅や車内でしょっちゅう事件が起こる。その対応に追われる毎日だ。」「乗越し清算の説明が難しい。」などなど、鉄道員の仕事の大変さを語っていました。中には自分が高校3年生の時に中学1年生だった部員が、高校生になった姿を見て、びっくりしているOBもいました。「す、凄い。あの時の子どもが、何時の間にか大人になっている。」今日は、日頃の仕事の大変さを忘れ、鉄道ファンとして楽しく過ごしたようです。