仙石線の103系と仙台高速鉄道富沢基地   2009年4月3日(金) 

小野屋ホテル―(送迎バス)―多賀城駅―(仙石線)―あおば通駅…仙台駅―(仙台市地下鉄)―富沢駅…(10分)…富沢車庫・取材

 


仙石線あおば通駅の103系

今日は、午前中に仙台市営地下鉄の富沢車両基地と市電保存館を見学する日です。今日の朝は、多賀城駅からあおば通駅まで、103系に乗車し、103系を撮影することにしました。現在103系は、仙石線、大阪環状線、阪和線、関西本線、加古川線、山陽本線、呉線などを走っています。仙石線では、東北楽天ゴールデンイーグルスの試合の時に、あおば通駅―小鶴新田駅間の臨時列車として運転されます。仙石線で運用される103系は、前面ガラスを2枚にし、運行番号表示器が撤去され、種別表示器取り付けられています。ドアが半自動化され、側窓を下段固定化、パンタグラフのシングルアーム化、室内のリニューアルも行われました。塗装も写真の様に変更されました。2005年に、仙石線に205系が投入され、103系全車両が引退しました。その後、多賀城駅の高架化工事に伴い、多賀城駅折返しの電車が東塩釜駅折返しに変更されました。この変更により予備車が必要となり、2006年11月に103系1編成が便所や車椅子スペースが設置され、仙石線の運用に再びあてられました。私が、時刻表から103系が走る時間を割り出し、多賀城駅から103系に乗車しました。103系は、ATACSの導入時に廃車のなる予定です。乗車したり、写真を撮るのなら今のうちです。(鉄研副部長 中2B モッティー)

※ 103系:日本国有鉄道が設計、製造した直流通勤型電車です。1963年から1984年までの間に3447両製造され、かつて東京や大阪の大都市通勤圏の路線で運用されました。

※ ATACSAdvanced Train Administration and Communications System):東日本旅客鉄道が開発している新しい保安装置です。軌道回路で行っていた列車位置検知を車上検知に変更し、地上と車上の通信をデジタル無線で行います。ATSやATCなどの自動列車保安装置踏切の制御装置などをつかさどる保安装置です。

 

仙台高速鉄道 冨沢基地を取材

 仙台市営地下鉄の富沢車車庫を取材しました。仙台市営地下鉄は、仙台市の中心部と市の北部に隣接する泉市(現在の仙台市泉区)を結ぶ鉄道です。高度経済成長期の急速な市街地の拡大と自動車交通量の増加に対応したものです。1987年に南北線 富沢駅―八乙女駅間の13.6kmが開通し、1992年には泉中央駅へ1駅延伸し、南北線が完成した。総延長は、14.8kmとなりました。泉中央駅は、ベガルタ仙台の本拠地である仙台スタジアムにも近く、試合開催日は多くの観客を輸送します。仙台市は、東西線(動物公園駅―荒井間駅13.9km)を2015年に開業させる予定です。東西線は、仙石線との相互乗入できる方式やLRT方式も検討されましたが、リニアモーターを採用、トンネル径の小さい「ミニ地下鉄」方式で建設されることになりました。



 

 富沢車庫は、全敷地面積83000u、仙台市地下鉄の車両工場、検車庫、車両の留置基地、保守業務のセンターとしての役割を果たしています。留置基地では6両編成の列車を24編成、検車庫では6両編成の列車検査を1日に18編成、6両編成の月検査を月に24編成行えます。車両工場では6両編成の全般検査と重要部検査が年に20編成できます。検車庫には、コンピュータで模擬的に車両の走行状態などの検査を行うための自動列車検査装置が設置されています。車両工場には、車両を分解し、機器と装置の整備点検を行うために、天井クレーン、台車洗浄装置、空制弁試験機などが設置されています。写真は、留置線です。各線の架線の近くに、パンタグラフの凍結を防ぐためのヒーターが設置されています。

 

 富沢車庫は、結構広いです。写真は、富沢車庫の検車庫にある仙台市地下鉄1000系です。1000系は、車内冷房の設置やチョッパー制御からVVVFインバータ制御への変更などのリニューアルが行われています。仙台は涼しいのか、最初の1000系は車内冷房が付いていなかった。現在運行している南北線は、仙台地区で一番本数の多い路線です。今後ホームドアが建設されます。仙台市地下鉄は、現在東西線を建設中です。リニアモーターカー方式、4両編成で運行される予定です。路線は荒井駅から八木山駅まで、車庫は地上に建設されます。(鉄研副部長 中2B モッティー)

※ 杜:市街地の街路樹。仙台は、武士の割合が高い城下町でした。伊達政宗は、防風林防雪林防火林として植林を奨励しました。武家屋敷に多くの屋敷林が植えられました。