名古屋市営地下鉄鶴舞線 日進工場 見学   2008年8月8日(金)




 日進工場は、名古屋市営地下鉄鶴舞線と名古屋鉄道豊田線の接続駅である赤池駅に隣接してあります。写真は、日進工場に隣接する鶴舞線の車両基地です。写真の右側に見える高架線は、名古屋鉄道豊田線です。





 日進工場は、名古屋市営地下鉄鶴舞線と桜通線の全般検査・重要部検査・月検査・列車検査・臨時検査・改良工事を担当しています。電車は、
1両ずつクレーンで車体と台車が分離されます。




 台車から、モーターが取り外され、台車枠と車輪に分解されます。傷の点検、洗浄、ベアリングの取替えが行われます。




 車体は、座席・ドア・幌・床に傷がないか検査されます。特に、冬が近づくと、シートをとって綿密に掃除をします。ほこりがついたまま、ヒーターを入れると車内火災を起こす危険があるからです。

 


 全ての検査が終わると組成され、電車に電源を入れ、各装置が正確に接続されているか、総合的な検査を行います。

 


レトロ電車館と日進工場の見学が終わってから、部員たちが案内してくださった係りの方に「何か、いらなくなった電車の部品があったら下さい」と頼みました。そうしたら、使わなくなった車内の路線案内版をみんなに下さりました。ありがとうございます。




レトロ電車館と日進工場を見学した後、普通電車で一路東京を目指しました。今回の夏期合宿は、中学生部員には、けっこうきついスケジュールでしたが、事故もなく無事に合宿を終えました。

レトロ電車館・日進工場…赤池駅―(鶴舞線)―鶴舞駅―(中央本線)―金山駅―(東海道本線)―豊橋駅―(東海道本線)―浜松駅―(東海道本線)―熱海駅―(東海道本線)―藤沢駅―(湘南・新宿ライン)―渋谷駅・解散