ゆりかもめ 新交通システム車両基地  2007年8月6日(月)

日本学園…明大前駅―(井の頭線)―渋谷駅―(銀座線)―新橋駅―(ゆりかもめ)―国際展示場正門駅…新交通システム車両基地・取材

  



 本日は、新交通システムゆりかもめの車両基地を取材しました。

 


 写真の右側に写っている路線は、本線から離れて有明駅と車両基地を結ぶ出入庫線です。

 


 写真は、車両基地の入り口です。中央司令室や車両工場、車両基地を見学しました。電車の構造、集電の方法、制御と制動のシステムについて学びました。

 


 設計上は、2分30秒間隔の運転も可能だそうです。電車の運転は、車両基地・工場内以外全て司令室からのコンピュータ操作で行なっています。

 


 車内や駅構内のいたる所にカメラが設定されていて、運行状況がモニターに映し出されています。非常事態に備えて、手動運転の訓練も行なっています。

 


 電車の下側面に600Vの交流を流す3本の軌条があり、3本のパンタグラフで集電する様になっています。6両1編成で、中間車4両に1個所ずつパンタグラフが付いています。どれか一箇所でも軌条に接触していれば、電車が動くそうです。

 


 写真は、中子式ゴムタイヤです。7200系よりボギー台車を使用しています。半径60mのカーブにも対応できます。タイヤにはアルミ製のホイルが内蔵されていて、パンクをしてもある程の走行が出来ます。

 


 検修棟の様子です。車両の両下にあるねずみ色のレーンは、固定案内軌条です。電車のタイヤの横についている案内輪が、案内軌条に沿って電車の進路を定めます。

 


 今回の取材では、新交通しシステムについて、かなり詳しく学ぶことが出来ました。写真は、終点の豊洲駅です。ここから更に路線を延長する予定です。