名古屋鉄道 犬山検車所  2007年4月4日(木)

犬山駅…犬山検車所・取材…犬山駅―(名鉄)―中部国際空港―(名鉄)―岐阜駅―(名鉄)―金山駅―(名鉄)―名古屋駅―(東海道本線・ムーンライトながら)―




 近鉄富吉検車区を取材した後、午後は名古屋鉄道の犬山検車所を取材しました。犬山検車所は、列車検車や月検査、車両の洗浄を行っています。パノラマカー、パノラマsuperやミュースカイなどをはじめたくさんの車両がありました。

 


 検車所の方が忙しい中、学校のクラブ活動、学習のためならばと大変親切に対応して下さりました。電車や検車区に関する詳しい資料を用意し、検車所内を案内してくれました。最初に、検車所内の電車の交換を管理している司令室を見学しました。

 


 中部国際空港セントレアへ乗入する特急車、ミュースカイの運転室や客室、放送設備を案内していただきました。名古屋鉄道の方々が司令室と連絡を取りながら、車内放送や走行中のミュージックホーンも鳴らしてくださりました。

 


 ミュースカイの運転室です。運転士側の前面パネル左にTICSモニタ画面、中央にノッチ表示器、右側に速度計圧力計を配置し、既存の1600系と共通するタイプとなっています。主幹制御装置は、制動から力行ポジションへのロック機構を付加した右手ワンハンドル方式を採用し、より保安度を向上させています。

 


 客室内前後端部2箇所に、旅行用の大きなトランクなどの荷物を収める荷物置場が設置されています。

 


 座席は、背面折りたたみテーブル付き電動回転式腰掛です。リクライニング機構と連動する座面チルト機構を採用し、従来より座り心地を良くしてあります。肩部には、通路を歩く時に身体を支える手掛けが設けられています。

 


 パノラマsuperも見学しました。

 


 パノラマsuperの運転室は、展望車の客室の下側に配置しています。

 


 パノラマsuperの運転台は、ツーハンドル方式です。

 


 運転室の上部にある展望室です。350円でこの座席の指定券が買えます。

 


 パノラマsuperの特別車の客室です。

 


 車両基地で特急車の車内を見学した後、検車区で電車の検査について取材しました。

 


 検車区には、パノラマカーなどが検車中でした。

 


 


 


 傷の入った車輪を真ん丸く転削する自動旋盤装置です。

 


 名古屋鉄道の電気機関車、デキ300形です。

 


 今回の春期合宿では、叡山電鉄修学院車両基地・阪急電鉄正雀工場・京福電鉄西院検車区・近畿日本鉄道富吉検車区・名古屋鉄道犬山検車所を取材しました。どちらでも高校のクラブ活動の一環、学園祭や学習のためならばと、忙しい中快く親切に対応していただきました。お蔭様で有意義な春期合宿となりました。部員一同大変感謝しています。