比叡山延暦寺を散策  2007年4月2日(月)

ケーブル延暦寺駅…延暦寺・散策…比叡山頂駅





 坂本ケーブルで比叡山に登ってから、延暦寺を散策しました。

 


 延暦寺は、滋賀県大津市、標高848mの比叡山を境内とする寺院です。延暦寺の名より比叡山、また叡山と呼ばれることが多いです。京都平安の北側にありましたので、北嶺とも称されました。平安時代初期の僧侶最澄(767〜822年)により開かれた日本天台宗の本山寺院です。

 


 比叡山延暦寺東塔は、比叡山三塔十六谷の中心です。延暦寺総本堂である根本中堂をはじめ、大講堂、法華総持院東塔、戒壇院などの重要な堂塔や国宝殿、延暦寺会館、書院などがあります。

 


 文殊楼 根本中堂の前にある石段を登った所にあります。比叡山の総門の役目を果たす重要な楼門です。文殊菩薩が祀られていて、合格を祈願する受験生たちの間で人気があります。

 


 根本中堂は、延暦寺の総本堂です。伝教大師ご自作の本尊薬師如来像の前には、「不滅の法灯」が開創以来1200年もの間、灯り続けています。内陣が、参拝者のいる中陣・外陣より低い位置にあり、本尊や法灯が参拝者の目の高さにあるのは、仏も人もひとつという仏教の「仏凡一如」の考えを表しています。

 


 私たちは、日本史の授業で学んだ法然、親鸞、日蓮のことや、織田信長の焼き討ちのことを思い浮かべながら延暦寺を散策し、叡山ロープウェイの比叡山頂駅に行きました。