八ヶ岳 赤岳  2007年3月28日(水)

赤岳鉱泉…(120分)…美濃戸口―(諏訪バス)―茅野駅―(中央本線)―立川駅・新宿駅・解散




 朝になると、部員の一人がハーネスを忘れていることに気づきました。部員たちで相談をし、部長が赤岳登頂を断念することを決断しました。部員たちの基本方針としては、全員そろって登頂か、または全員そろって下山の二択でした。ハーネスが1つ足りないなら、下山するしかないという判断でした。
  



 今日は、高橋先生の母校明治大学山岳部より、一人サポートに駆けつけてくれていました。「せっかく来たのだから、一人だけでも頂上へ行って下さい」という事になりました。




 さすが明治大学山岳部、私たちが赤岳鉱泉から美濃戸停留所まで下山している間に、赤岳山頂にサッと登って私達に追いつきました。頂上に着いたら、天候が好転し、風がパタリと止んだそうです。




 美濃戸口に出てから、バスの車窓から八ヶ岳の風景が良く見えました。たいへん残念に感じました。今回の登山で、装備の管理が如何に大切かを学びました。部員達は、八ヶ岳山行の反省会にて、今後より充実した山行をするために、目標とする山の下調べ、山行計画の作成、活動全般にわたり顧問に頼らず、全てを自主的に取り組むことを決意しました。