京成電鉄 高砂検車区  2006年10月19日(木)

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 中間試験最終日の午後を利用して、京成電鉄の高砂検車区を取材しました。高砂検車区は、37463u(東京ドームのグランド3つ分)の面積です。6両と4両分のピットがあり、列車検査を行っています。34名が勤務していて、そのうち21名が限定運転士免許(検車区と駅の間の電車運転を行う免許)を持っています。




 列車検査は、走行10日以内に行う検査で、機器の分解などは行いません。162両が収容可能です。自動洗浄機はありませんが、手洗いで1日52両もの車両を洗浄しています。検査ピットにある車両の主制御機や電圧変換機などを見学させていただきました。







 高砂検車区にある電車のマスコンタイプ運転台です。京成電鉄も、ステンレス車両を導入しています。ステンレス車両は、鉄鋼車両に比べ塗装の分、メンテナンスが楽だそうです。 






高砂検車区にある電車のワンハンドルタイプ運転台です。平成22年には、Bルート(北総開発鉄道経由)で成田空港と京成上野を特急運転する予定です。その時には、新型車量による最高時速160km運転(現在のスカイライナーは105km)も予定しています。成田空港−京成上野間の乗車時間を現行の53分から38分に短縮するそうです。 






高砂検車区にある砂利を運搬する電車です。近い将来廃車となるそうです。 




 せっかく高砂まで来たので、高砂検車区見学の後に葛飾柴又を散策しました。柴又駅前にある「フーテンの寅さん」の銅像を見てから、帝釈天をお参りして買い物をしました。