天狗岳山荘 白馬岳グリーンスポーツの森 2006年8月1日(火)

天狗岳山荘120分)白馬鑓温泉220分)猿倉(タクシー)白馬グリーンスポーツの森・テント設営・飯盒炊爨




 昨日の思いとは裏腹に凄まじい暴風に見舞われていた。あまりの突風でどうしようもなく、仕方なく不帰ノ剣はあきらめて、エスケープルートである猿倉へと向かった。しかし、この道は下っているのにまるで登っている様だった。更に、雪渓の上での長い歩きが、どんどん体力を奪っていった。何とか猿倉に着き、そこからグリーンスポーツの森キャンプ場へと向かった。結局予定通りに行かなかったのは残念ではあったが、白馬三山の登頂に成功できたので、それは嬉しい限りだった。この合宿では、学ぶことが数多くあった。そして、この合宿でどれほど成長できたのであろうか。自分としては、まだ学ぶことが多いと感じた。(山溪部長 高2D ユート)

 


 天気予報通り、朝から雨が降っていました。天狗原山荘で暫く天候を見ていましたが、あまり良くなる様子がありませんでした。

 


 天狗原山荘から出て、稜線の風の状態を見ました。吹き飛ばしそうな強風でしたので、大出原より猿倉へ下ることにしました。

 


 大出原を下りだすと、すぐに風陰になりました。

 


 強風から開放されましたが、大出原には雪渓の上を歩く道のりが続きました。下まで滑って行きそうなので、慎重に歩きました。

 


 白馬鑓温泉辺りからすっかり晴れ渡りました。

 


 手前に白馬鑓温泉の鑓温泉小屋が見えて来ました。鑓温泉小屋まで行けば、雪渓の道は終わりです。

 


 


 鑓温泉小屋で濡れた荷物を整理しました。下は天気が良く、とても暖かかった。


 


 やり温泉から猿倉までの道のりは、たいへん長かったが、すっかり晴れ渡りましたので、苦にはなりませんでした。

 


 猿倉に着きました。白馬駅行きのバスの時間を調べたが、タクシーがバスとほぼ同じ料金で、グリーンスポーツの森で送ってくれるとのことでしたので、タクシーでグリーンスポーツの森を目指しました。

 


 白馬駅とグリーンスポーツの森キャンプ場は、歩いて20分くらい離れていたので、タクシーで真っ直ぐ来れて助かりました。キャンプ場に着いてから、早速濡れたテントを干しました。おかげで、今夜は気持ち良い環境で寝られそうです。

 


 テントを干している間、グリーンスポーツの森で夕食を食べました。その後、ゆっくり寝ました。