雪の赤岳に挑戦    2006年4月3日(月)

赤岳鉱泉…(30分)…中山乗越…(60分)…地蔵仏・赤岳展望荘…(30分)…赤岳頂上小屋・待機…(3分)…赤岳(2899m)…(30分)…文三郎尾根分岐…(50分)…行者小屋…(10分)…中山乗越…(30分)…赤岳鉱泉・テント撤収…(90分)…美濃戸山荘…(30分)…美濃戸口・入浴…(諏訪バス)…茅野駅・食事…(中央本線)…八王子駅・解散

 


 天気予報では、快晴と言う事で、今日赤岳山頂を目指す事にしました。が、朝起きると、辺りはまだ霧に包まれていました。

 
 


 明るくなるのを待ってから、赤岳鉱泉を出発しました。地蔵尾根の途中で、12本歯のアイゼンをはき、全員をハーネス・カラビナ・ザイルでつなぎ、万全の体制で、赤岳頂上を目指しました。

 


 地蔵仏前のクサリ場辺りから、ひどい横殴りの風となりました。赤岳展望荘や赤岳頂上小屋の風下で、天候が好転するのを待ちました。

 


 天気が変わりそうにないので、赤岳頂上で早々に記念写真を撮ってから、文三郎尾根へ下りました。

 


 文三郎尾根への下り道と阿弥陀岳への分岐にきた辺りから、雲が切れ始め、やっと赤岳や阿弥陀岳の頂上がちらりと見え始めました。

 


 文三郎尾根への分岐より下は、赤岳の稜線ほどの強い風はありませんでした。やっと、部員たちの表情に笑顔が戻りました。稜線では、そうとう緊張していました。

 


 


 手前に行者小屋が見えてきました。気持ちを落ち着けて着実に下りましょう。

 


赤岳鉱泉へ戻ってテントを撤収する頃には、すっかり晴天となりました。アイゼンをとって、テントの撤収です。

 


 


 赤岳鉱泉あらの眺め。

 


 美濃戸停留所へ向かって出発。

 


 


 部員たちは、雪の中、強風の中、雲の中、必死に声を掛け合って、赤岳の稜線を真剣に歩きました。今回の春期合宿を通じて、少し逞しくなったかと思います。

 


 帰りのバスの車窓からの八ヶ岳の眺めです。今頃になって、くっきりと晴れ渡りました。