上高地での散策  2005年8月22日(月)

高地・小梨平キャンプ場…(60分)…明神池…(60分)…上高地…(60分)…田代池…(20分)…大正池…(60分)…上高地・小梨平キャンプ場





 今日は、上高地、明神池や大正池を散策しました。

 


 上高地近くのせせらぎ。

 


 河童橋で記念撮影。

 


 河童橋からの穂高連峰の眺め。雲がかかって見えませんでした。

 


 自然探勝路を歩き、明神池を目指しました。

 


 


 


 明神一之池の入り口にある屋根が付いた門のような拝殿です。その奥に小さな本殿があり、祭神が鎮座しています。ここに穂高神社奥宮があります。穂高神社の奥宮には、穂高見神がが鎮座しています。私たちは、奥穂高岳の頂上に祀られている嶺宮で記念撮影をしました。

 


 明神池の前にある上条嘉門次のレリーフと記念碑です。記念碑には、「明神池 霊峯明神岳はその魁偉な山肌をえぐって明神池へなだれこむようにその倒影を撮す 清冽無比の水面は大古のように静寂 造化の妙正にこゝに極まる  穂高見命を祀る穂高神社奥宮は何時の世よりかこゝに鎮座する 山の名ガイド上條嘉門次は大正六年十月二十六日七十一才で没するまで 池畔にその生涯を委ねた 池の位置は東経一三七度三十九分 北緯三十六度十五分に位し 水面の標高一五四〇米」と刻まれていました。

 


 明神池の眺め。

 


 上条嘉門次は、たいへん有名な山岳ガイドで、沢山の人々を北アルプスへ案内しました。狩猟をしながら、明神池の湖畔で一生過ごしました。 日本アルプスを命名したイギリス人の登山家ウェストンを北アルプスの山に案内し、上条嘉門次の名が世界に知られました。彼が住んでいた所には、現在も嘉門次小屋があり、山小屋として営業しています。

 


 自然探勝路の木道を歩き河童橋を目指しました。
 


 


 上高地から眺めた岳沢です。

 


 河童橋から眺めた焼岳です。

 


 田代池で記念写真を撮りました。

 


 大正池と焼岳。




 上高地にあるウェストン碑です。ウォルター・ウェストン(1861〜1940年)はケンブリッジ大学卒業後、英国国教会から派遣されて27歳で来日しました。日本では登山家として各地の名峰を登りました。その登山の記録を「日本アルプスの登山と探検」という本に著して世界に発表しました。上高地にも何度も訪れ、近代登山の父として、地元でもその人柄が愛されました。毎年6月、ウェストンの功績を忍び「ウェストン祭」が開かれています。

 


 今日は、上高地の近くにある池をめぐりました。明神池まで行き神社でくじ引きをしました。出たのは「吉」でした。ちなみに「大吉」や「凶」は出たことがなかった。それはさておき、大正池に行き池を眺めていて、心が静かになれることが良かった。この日も料理を作るのが遅かったので、これは改善すべきだと思った。この時、肝試しをする予定だったけれど、雨が激しく降っていたので中止になりました。(山溪部長 高1F シュン