南海電気鉄道 住之江検車区  2005年8月12日(金)

 我孫子道駅…住ノ江駅…住之江検車区…住之江駅―(南海電鉄)―浜寺公園駅
 


 阪堺軌道我孫子道の大和川検車区を見学した後、歩いてすぐ近くにある南海電気鉄道住之江検車区を取材しました。

 


 住ノ江駅に行くと、検車区の方がわざわざ住ノ江駅改札口まで迎えに来て下さっていました。検車区の入り口が分かりづらいからとのことでした。住ノ江駅には、検車区のほかに高架式の大きな車両基地がありました。

 


 住之江検車区に入るとすぐに、会議室で検車区の施設や役割について解説していただきました。ラピートやサザンなどの特急車両の車内や運転室を見学させて頂きました。

 


 特急電車ラピートの運転席です。

 


 車掌さんが、車内放送や無線を行う所です。

 


 ラピートは、関西国際空港と難波駅を結ぶ専用電車です。航空機を利用する利用客に配慮し、デッキには大きな手荷物置き場があります。全体的にゆったりした車内です。

 


 ラピートの前面の流線型は、職人による手作業で作成されます。

 


 次に特急サザンを見学させていただきました。

 


 特急サザンの運転台です。サザンは、和歌山市駅と難波駅を結ぶ特急電車です。

 


 サザンの無線機や車内放送設備です。

 


 サザンの車内です。

 


 検車区にて、月検査や列車検査の手順について学びました。

 


 電車の床下に装備されている制御器の仕組みについて学びました。

 


 今日は、南海電気鉄道住之江検車区の皆様のおかげで、たいへん有意義な取材となりました。最後に「南海電車の他の検車区も見学に行くように」と言われました。