南海電気鉄道 難波駅 2005年8月11日(木) 上本町駅―(近鉄)―近鉄難波駅…ホテル東横イン…南海難波駅 |
近鉄上本町駅を見学した後、難波にあるホテル東横インに荷物を置いてから、南海電気鉄道の難波駅に行きました。南海の難波駅は、1885(明治18)年に阪堺鉄道の駅として開業しました。ずいぶんと立派な駅ビルです。この駅ビルは、コリント様式という建物です。かつての鉄道省初代建築課長でもあった建築家の久野節氏が設立した久野建築事務所が設計しました。1933に竣工しました。昭和初期を代表する大型近代建築の一つとされています。第2回「近畿の駅百選」に選定された駅です。 |
難波駅の正面には、高島屋百貨店があり、駅の上にはスイスホテル南海大阪(以前の南海サウスタワーホテル)がそびえ立っている。このホテルは、地上36階、高さ147mの高層ホテル「南海サウスタワーホテル大阪」として1990年に開業しました。その後、2003年にシンガポールを拠点とするラッフルズ・インターナショナルが運営する日本初のスイスホテルとしてリファインオープンしました。 スイートルーム、エグゼクティブフロアを合わせ全548室もあり、9つのレストラン&バー、7つの大小宴会場、フィットネスセンター、ビジネスセンターがあります。 |
1938年には、難波駅・天下茶屋駅間が高架複々線となりました。その時から難波駅は、9面8線の高架駅となりました。本線・高野線の電車が引っ切り無しに行き来していました。プラットホームに入る直前がカーブ線になっていて、東武鉄道の浅草駅を4倍くらいの大きさにした感じの駅でした。 |
9番のりばまであるホームのうち、1〜4番のりばが高野線、5〜9番のりばが南海本線の列車が発着します。9番のりばは南海本線・空港線の空港特急「ラピート」が発着します。 |
南海の特急電車「サザン」です。難波駅と和歌山市駅・和歌山港駅間を運行する特急列車です。関西私鉄で唯一、座席指定車両と自由席車両を連結して運行する列車です。最速で難波駅・和歌山市駅間を56分、難波駅・和歌山港駅間を61分で走ります。また、和歌山港駅発着の列車は和歌山港を発着する南海フェリー徳島航路と連絡します。 |
南海の特急電車「りんかん」31000系です。難波駅・橋本駅間を運行する特急列車です。31000系は、1999年に高野線橋本駅・極楽橋駅間の山岳線直通特急用として投入されました。「りんかん」の8両編成化のため、貫通型の増備車という形で製造されました。前面が貫通型で、11000系と外観は似ていますが、橋本駅・極楽橋駅間の山岳線区にも乗り入れるために30000系と同じ17m級の中型車として製造されました。 |
南海の特急電車「ラピート(rapi:t)」です。南海電気鉄道の難波駅と関西空港駅間を運行する特急列車です。JR西日本の「はるか」に対抗する、関西国際空港にアクセスする特急電車です。全車両座席指定制で、JRの普通車指定席に相当する「レギュラーシート」と、グリーン車に相当する「スーパーシート」の2クラス制になっています。列車名称の「ラピート」とは、一般公募で選ばれた「速い」という意味のドイツ語「rapid」に由来します。車両のデザインは、建築家の若林広幸氏が担当しました。 南海電気鉄道の難波駅を見学した後、地下鉄御堂筋線に乗り京阪電気鉄道の淀屋橋駅へ行きました。 |