サバ州の熱帯林とキナバル山    2005年7月29日(金)

 キナバル公園・ヒルロッジ―(送迎車)―登山ゲート(1860m)……ラヤン・ラヤン……ラバンラタレストハウス(3250m)・夕食・宿泊



 朝起きると、スカッと晴れた青空、澄んだ空気、奇麗な緑の熱帯雨林に驚きました。サバ州といえば、ずっと以前に地理の資料で、日本への木材の輸出で熱帯林の破壊が進んだため、木材の輸出を制限する様になったという記事を読みました。ここの森は、緑豊かでした。



 ヒルロッジの目の前にキナバル山が綺麗に見えました。キナバル山は標高4095m、東南アジアで最も高い山です。サバ州の旗のデザインにもなっています。



 水着などの私物を5リンギット(150円)で預け、キナバル山の登山基地、ラバンラタレストハウスを目指しました。写真は、登山口にあるゲートです。ここには、今までの登山者の登山短時間記録が表示されていました。



 森の木々の合間から、キナバル山の山頂が見え隠れしました。



 山溪部のトレーニングでは、キナバル登頂を目標に、毎日15kmずつ走りました。トレーニングのおかげで、みんな余裕を持って登ることができました。



 森林限界を超え、いよいよ今日の目的地ラバンラタのレストハウスが近づいてきました。



 登山口から、3時間30分でレストハウスに着きました。私達の前後にタンさんら2人の現地ガイドの人が付きました。「君達は、足が速いな」と驚かれました。



 レストハウスからキナバルの峰々が良く見えました。3000mの高さにあるにもかかわらず、ビュッフェ形式のレストラン、ベットに布団と豪華な施設でした。ここで半日景色を見ながらゆっくり過ごしました。