西武鉄道 西武・電車フェスタ2005  2005年6月4日(日)

池袋駅―(西武鉄道)―武蔵丘車両検修場・電車フェスタ見学―(西武鉄道)―飯能駅・解散




 西武鉄道武蔵丘車両検修場で行われた「西武・電車フェスタ2005」を見学しました。西武鉄道池袋駅から、直通臨時電車に乗って行きました。

 


 武蔵丘車両検修場は、埼玉県日高市の丘陵地、西武池袋線の東飯能駅と高麗駅の中間にあります。直通臨時電車は、池袋駅から飯能駅まで急行で行き、飯能駅から途中検修場への路線に入り、見学客を乗せて武蔵丘車両検修場へ直接行きました。写真は、検修場の入出場線入り口です。

 


 武蔵丘車両検修場は、総面積8475042u、鉄道車両の全般検査、重要部検査、臨時検査、改良工事、受注工事などを行う基地です。車両検修能力は、年間480両、26両同時検修が可能です。西武鉄道の車両検修施設の中でも規模・能力ともに最大級です。

 


 臨時改札口を抜け、入出場線に入ると、軌陸両用の架線作業車が展示されていました。

 


 その隣には、保線作業車が展示されていました。

 


 入出場線には、車体を持ち上げるためのリフティングジャッキが設置されています。ここで、台車の取り外しと取り付け作業や輪重測定を行います。

 


 今日は、リフティングジャッキによる台車入れ作業が実演されました。

 


 車体検修場では、特急車両の展示と乗務員室の乗車体験が行われていました。

 


 電車の屋根上を見学するコーナーです。パンタグラフやクーラーの室外機器を見学しました。

 


 高所作業車の乗車体験コーナー。


 

 機器検修場では、パンタグラフの操作体験が行われていました。

 


 検修場で活躍している車両用機器。

 


 台車検修場で展示されていた台車。

 


 輪軸検修場にある駆動装置回転試験装置。

 


 プラレールのレイアウトに大勢の子どもたちが殺到していました。

 


 鉄道模型も展示されていました。

 


 検修場の中で電気の入っていない車両を移動させる車両牽引車です。軌陸両用で最大5両までを牽引できます。

 


 出入場線から車体検修場や台車検修場へ車両を移動させるトラバーサーです。トラバーサー乗車体験が行われていました

 


 トラバーサーの中央部にメインステージがあり、立川真司氏のものまねライブや鉄道部品オークションが行われました。立川氏は、あの登り坂曲線から高田馬場駅ホームに入る時の西武新宿駅行き電車の絶妙な運転操作から床下機器の音、西武新宿駅での自動放送にかぶる駅員さんの電車発車の案内などを実演していました。そして、かつて西武電車の前面に使われていた「快速急行」とか「区間準急」の表示板のオークションが行われました。私たちも鉄道研究部の部費を持って、オークションに参加しました。が、7枚セットで15万円になったので、買えませんでした。

 


 今日一日、武蔵丘車両検修場を楽しく見学しました。