伊豆箱根鉄道に乗って修善寺温泉へ   2004年12月29日(水)

小田原駅―(東海道本線)―三島駅―(伊豆箱根鉄道)―大場駅・車両基地見学―(伊豆箱根鉄道)―修善寺駅―(東海バス)―修善寺温泉…花月園・夕食・温泉入浴

 


 箱根登山鉄道を撮影した後、東海道本線に乗り、三島駅に出ました。そして、伊豆箱根鉄道駿豆線を見学しました。写真は、伊豆箱根鉄道駿豆線用の3000系電車です。1979から1997に3両編成6本(18両)が製造されました。当時駿豆線には、親会社の西武鉄道日本国有鉄道などの払下げ車で非冷房の17m級の旧型車両が走っていました。3000系は、車体大型化と冷房化を行うために導入されました。



 写真は、3000系の二次形車です。非冷房車である1000系後期編成の老朽置き換えのために、1987に導入されました。車体は軽量ステンレス製で、1両当り約2tの軽量化が実現しました。前面は、大雄山線用の5000と同一のデザインとなりました。



 大場駅の近くにある伊豆箱根鉄道の本社に立ち寄り、車両基地を見学させていただきました。



 写真は、1100系電車です。老朽化した従来車の代替、新性能化と冷房化を促進する目的で、西武鉄道より7014両編成3本を1989から1990にかけて譲り受けたものです。1100系列の導入により、駿豆線の冷房車比率は66.7%に向上しました。

 

 写真は、1000系電車です。伊豆箱根鉄道1963から保有している電車です。車体がかつての西武の標準塗色に似た赤とベージュのツートンカラーで塗装されていて、「赤電」とよばれています。導入された時は、全編成吊掛駆動だったが、1989には台車主電動機が交換され、カルダン駆動方式に改造されました。





 写真は、駿豆線用の7000系電車です。19911992に1編成ずつ製造されました。老朽化した1000の代替、所有車両の冷房車比率の向上、一部座席指定席制の快速列車の増発が目的です。現在、3両編成2本が在籍しています。7000系は、東海道本線熱海駅・沼津駅・富士駅への直通運転を検討し、設計されました。



 私たちは、大場駅の車両基地を見学した後、伊豆箱根鉄道に乗り、修善寺駅へ行きました。



 修善寺の温泉街を散策しました。



 花月園という旅館に泊まりました。この旅館は、鉄道模型のレイアウトがあることで有名です。自宅から持ってきた鉄道模型を走らせることも出来ます。



 旅館の入り口には、沢山の車両が展示されていました。