佐久間レールパーク  2004年8月9日(月)

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 飯田線といえば、佐久間レールパーク。中部天竜駅で下車し、佐久間レールパークに立ち寄りました。

 


 佐久間レールパークは、1991年4月に開園したJR東海の鉄道博物館です。

 


 佐久間レールパークの展示室です。大正から昭和時代にかけて、国鉄で鉄道の運行に使われていた道具の数々が展示されています。

 


 ヘッドマークやなども多く保管されていました。

 


 蒸気機関車の模型も展示されていました。

 


 鉄道模型のジオラマコーナーです。全長120mの路線網が張り巡らされています。隣に運転体験コーナーもありました。

 


 2003年に出来たプラレールのジオラマです。最大90編成が同時に走行できる日本最大級のプラレールのジオラマです。

 


 主に現在のJR東海の路線を走った車両が展示されています。写真の手前に写っている電気機関車は、ED62形です。1958〜59年に、支線での貨車・客車両用の電気機関車として製造されました。

 


 キハ48000形。1955年以降に製造されたディーゼル車の標準型です。液体式変速機、前面貫通扉、半室運転台を採用しました。

 


 ED11形。大正12年に、サンプルとしてアメリカ合衆国より輸入された貨物用電気機関車です。

 


 スニ30形。1927〜1932年にかけて製造された日本初の鋼製客車オハ31形のグループの荷物車です。全長17mで二重屋根構造の車両です。

 


 クモハ12形直流制御電車。首都圏の中央線や東北本線の電車運転区間の拡大に伴い、1931年に製造された電車です。車体は、全長17mで丸屋根構造の車両です。

 


 クモハ12形の車内の様子です。

 


 モハ52形直流制御電車。1937年に行われた京都駅・大阪駅間の電化に伴い、増備された車両です。京都駅・大阪駅間を36分で走った、戦前の代表的な高速電車です。車体は、流線型です。

 


 阪急電車とのスピード競争に一躍買ったのでしょう。

 


 オハフ33形3等緩急車。1939年から製造された3等客車のオハ35形に車掌室を取り付けた車両です。当時は、窓の下に3等を示す赤帯が付けられていました。

 


 オハ35形3等車。1939年から製造された日本国有鉄道の代表的な戦前製の3等客車です。

 


 日本で初めて窓の幅が1mと広くなり、室内が明るくなったと好評を博しました。


 

 マイネ40形1等寝台車。1948年に製造された1等寝台車です。2人用個室と日本初のプルマン式寝台があります。

 


 オロネ10形2等寝台車。1955年から製造された10系軽量客車のグループです。急行用の2等寝台車です。

 


 クハ111形直流制御車。1962年に通勤電車の混雑を緩和するために、湘南地区に導入された電車です。

 


 クヤ165形直流教習制御車。サハシ153形直流普通食堂付随車を1974年に改造した車両です。

 


 ソ80−180操重車 チキ6132。事故を復旧するための操重車の代表的形式です。65tまで扱えるクレーンが装備されています。移動の時、クレーンを支える控車としてチキ6132が使用されました。

 


 キハ181形特急型気動車。キハ80系特急用気動車の出力増強形として、特急「しなの」に導入されました。1973年まで使用された車両で、最高速度120km/hの気動車でした。

 


 オヤ31−12建築限界測定車。新線などで、建造物が設計通りに完成しているかを測定する試験車です。周囲に張り出した測定用腕木により、建造物と車両の間隔を測定します。

 


 0系新幹線電車運転台。東海道新幹線開業当時から導入された電車です。

 


 0系の運転室です。